2016.09.13 19:45 更新
2016.09.13 取材
3D NANDフラッシュを採用するIntel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)のコンシューマー向けNVMe SSD「600p」シリーズがアキバに登場。容量は128GB、256GB、512GBの3モデルで、明日14日より発売が開始される。
3D NAND TLCを採用するコンシューマ向けNVMe SSD Intel「600p」シリーズ。フォームファクタはM.2 2280に対応する |
メモリダイを積層させた3D NANDフラッシュを採用する、Intelのコンシューマー向けNVMe SSD「600p」シリーズがドスパラ パーツ館に入荷。明日14日より発売が開始される。
コントローラはSMI製で、データバッファ用のDRAMキャッシュを搭載する |
フォームファクタは全長80mmのM.2 2280、インターフェイスは帯域幅32GbpsのPCI-Express3.0(x4)で、プロトコルはNVMeに対応。メモリ種別は低価格なTLCタイプを採用し、SMI製コントローラを搭載する。
容量は1TBまでラインナップされるが、今回入荷したのは128GB、256GB、512GBの3モデル。転送速度は128GBモデルがシーケンシャル読込770MB/sec、書込450MB/sec、ランダム読込35,000 IOPS、書込91,000 IOPS、256GBモデルは1,570MB/sec、540MB/sec、71,000 IOPS、112,000 IOPS、512GBモデルは1,775MB/sec、560MB/sec、128,500 IOPS、128,000 IOPS。消費電力は動作時100mW、アイドル時40mWで、MTBFは160万時間。
ドスパラ パーツ館に入荷したのは128GB、256GB、512GBの3モデル。なおオリオスペックでも明日14日より発売が開始される予定だ |
販売価格は128GBが税込6,980円、256GBが税込10,980円、512GBが税込19,480円で、PCI-Express3.0(x4)接続のNVMe SSDでは最安クラス。SamsungやPLEXTORの先行モデルに比べるとやや低速で、NANDフラッシュもTLCを採用するなど、デメリットはあるもののコストパフォーマンスを重視するなら魅力的な製品になるだろう。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/