2016.09.16 00:02 更新
2016.09.16 取材
東プレ株式会社(本社:東京都中央区)ブースでは、静電容量スイッチ初のRGBイルミネーション搭載ゲーミングキーボード「REALFORCE RGB」が多数展示。最後の難関だったというソフトウェアもほぼ完成し、後は正式発売を待つばかりだ。
年内発売がほぼ決定した、東プレ「REALFORCE RGB」。ソフトウェアを使い「アクチュエーションポイント」を3段階に調整できる |
アキバ店頭体験会や、COMPUTEX TAIPEI 2016のブースレポートなどで取り上げてきた、東プレのRGBイルミネーション搭載ゲーミングキーボード「REALFORCE RGB」の最終モデルが東京ゲームショウに登場した。
開発担当者が非常に苦労したというソフトウェア。COMPUTEXから見た目も大きく変更され扱いやすくなった |
今年6月の時点では、開発が難航していたソフトウェアのチューニングもほぼ終了。キー認識の深さを3段階(1.5mm / 2.2mm(標準) / 3mm)から選択できる「アクチュエーションポイント」設定をはじめ、RGB LEDライティングの調整や無効化キー設定などに対応。さらにプロファイル設定の読込・書込機能も追加され、ユーザー間での設定共有もできるようになった。
RGB LEDは、キーごとのカラー変更や発光パターンの変更が可能 | ゲーム中に誤動作を起こす可能性があるキーは無効化できる |
ファームウェアのアップデートやプロファイルの読込・書込機能も追加された |
ちなみにハードウェア面での変更はほとんどないものの、今回の製品では最終版の金型で作成した筐体を使用しているとのこと。発売は11月~12月頃予定で、価格は税込28,000円前後。東プレとしては初めて大々的な製品発表会も実施予定ということで、かなり気合が入った製品と言えるだろう。
チルトスタンドのラバーコートや大型の滑り止めにより、激しい操作でも正確な入力が可能。またケーブルガイドはケーブル自体を傷つけずに固定できるよう改良したという |
なおバリエーションモデルとして、日本語モデルの投入はほぼ決定。またテンキーレスのコンパクトモデルの要望が多数寄せられているようで、こちらも「REALFORCE RGB」の評判次第では検討していきたいとのことだ。
文: GDM編集部 池西 樹
東プレ株式会社: http://www.topre.co.jp/