2016.09.27 19:05 更新
2016.09.27 取材
完全ワイヤレスの左右分離型スタイルを採用した、世界最小を謳うErato Audio製のBluetoothヘッドホン「Apollo 7」がツクモパソコン本店に入荷。税抜29,800円という安値で販売が始まっている。
Kickstarterで大きな支持を受けて製品化を果たした、Erato AudioのBluetoothイヤホン「Apollo 7」が登場。他の量販店や専門店では30日発売だが、ツクモに先行入荷。価格も想定売価よりかなり安い |
“True Wireless”と呼ばれ近年人気が高まっている、左右完全分離型のBluetoothイヤホンに最新モデル「Apollo 7」が登場。同様の製品としては「EARIN」やアップルがiPhone 7とともに発表した「AirPods」などが知られているが、このモデルはメーカーのErato Audio(本社:アメリカ カリフォルニア州)が世界最小を謳う超コンパクトデザインが魅力だ。
もとはKickstarterによるクラウドファンディングで製品化を実現したヘッドホンで、日本国内では9月30日(金)からの正式発売がアナウンスされていた。ところが本日ツクモによる先行販売が開始、価格も大方の相場である税込4万円前後を大きく割り込む価格で販売されている。
左右ハウジング間も完全にワイヤレスな“True Wireless”モデルの最新版。マイク内蔵で通話もできるタイプながら、世界最小を謳う超小型サイズを実現している | |
完全分離型はバッテリー面で不利なため、連続再生は3時間ほど。ただし製品には収納兼用のリチャージユニットが付属、持ち運びながら充電できる |
外形寸法はD15.4×H22.2mmで、重さはわずか4g(片方)。超小形サイズながらマイクも内蔵したヘッドセットであり、連続再生は約3時間、連続通話約4時間とされる。バッテリーライフの短さがTrue Wirelessモデルの難点なところ、「Apollo 7」では収納ボックスを兼ねたリチャージユニットが付属。未使用時に収納することで、ヘッドホンを2回分フル充電することができる。
接続インターフェイスはBluetooth 4.1で、aptx / AAC / SBCコーデックをサポート。ハウジングはIPX7準拠の防水に対応しており、左右それぞれにボタンを搭載。クリック・ダブルクリック・長押しで複数の操作を使い分けることが可能で、アップルのSiriやAndroidのOK Googleなど、音声コマンドを呼び出すこともできる。
左右それぞれにボタンを搭載、使い分けることで複数の操作がヘッドホン単体で可能。耳掛け用のスタビライザーやイヤーチップも複数のサイズが同梱されている |
販売を確認したのはツクモパソコン本店で、iPhoneをイメージした4色のカラーバリエーションが入荷。在庫数は各色ともにごく小量だ。なお同店では店頭にサンプルを用意しており、スタッフに声をかければ試聴することもできる。
文: GDM編集部 Tawashi / 絵踏 一
製品情報(Erato Audio): http://eratolife.com/apollo-7
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/