2016.10.04 21:54 更新
2016.10.04 取材
レノボ・ジャパンブースでは、間もなく国内発売が開始されるモトローラブランドの新型スマートフォン「Moto Z」シリーズも展示されていた。今回は専用Pogoピンで、機能を拡張できる専用モジュール「Moto Mods」に焦点を当て紹介していこう。
「Moto Z」シリーズでは、背面に独自Pogoピンを備え、モジュールによる機能拡張が可能 |
10月中旬に国内発売が開始されるモトローラブランドの新型スマートフォン「Moto Z」シリーズ。2つのSIMスロットによるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に加え、注目されているが独自Pogoピンで機能を拡張できる「Moto Mods」の存在だ。CEATEC 2016のレノボ・ジャパンブースでは、初回リリース予定のラインナップが展示されていたので、早速紹介していこう。
「Insta-Share Projector」を使えば、最大70インチまでの大画面投影が可能となる |
担当者がイチオシするのが、DLP方式のプロジェクターモジュール「Insta-Share Projector」。W74×D153×H10mm、重量104gの小型・軽量ユニットながら、最大70インチまでの投影が可能。背面部には0~90°までの角度調整に対応するスタンドが実装されており、天井への投影もできるため、寝転がりながら大画面で映像を楽しんでほしいとのこと。
本体背面には0~90°までの角度調整に対応するスタンドを搭載。天井に投影すれば寝転びながら動画を楽しむことができる |
主なスペックは、解像度は854×480ドット、輝度50ルーメン、コントラスト比400:1、バッテリー容量は1,100mAhで、最大60分の連続駆動が可能。充電端子はUSB Type-Cで、台形補正機能を備える。
マクロ撮影から望遠までこなすデジタルカメラモジュール「Hasselblad True Zoom Camera」 |
また光学10倍ズーム機能を備えるデジタルカメラモジュール「Hasselblad True Zoom Camera」も注目のアイテム。センサーには1,200万画素1/2.3インチのBSI CMOSを採用し、最短5cmまでマクロ撮影も可能。モジュールにはシャッターボタンやキセノンフラッシュも標準装備され、完全にデジタルカメラ風に使用することができるようになる。
シャッターボタンやズームレバーなどを実装。ホールド製も良好なため、完全にデジタルカメラ風に使用することができる | |
光学10倍ズーム機能も魅力的。撮影した画像はスマートフォンに保存されるため、SNSとの連携も簡単だ |
ちなみに撮影した写真はスマートフォン本体に保存されるため、Androidアプリを使った編集やSNSとの連携にも対応する。主なスペックは、絞りがf3.5~6.5、デジタルズームが4倍、ISOは100~3,200までサポートされる。外形寸法は、W72.9×D152.3×H9.0~15.1mm、重量145g。なお本モデルにはバッテリーが内蔵されないため、取り外し時は必ずレンズを収納してから行う必要があるとのこと。
「JBL Sound Boost Speaker」モジュール |
「JBL Sound Boost Speaker」は、直径27mmのスピーカーを2基搭載するステレオスピーカーモジュール。出力は3W×2、周波数帯域は200Hz~20kHz。外形寸法は、W73×D152×H13mm、重量115g。バッテリー容量は1,000mAhで、連続駆動時間は約10時間。
「Offgrid Power Pack」モジュール | 「Style Shells」カバー |
その他、2,220mAhの大容量バッテリーを内蔵するバッテリーパック「Offgrid Power Pack」や、オプション背面パネル「Style Shells」が用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
レノボ・ジャパン株式会社: http://www.lenovo.com/jp/ja/