2016.10.05 15:46 更新
2016.10.05 取材
デジタル玩具を得意とする株式会社タカラトミー(本社:東京都葛飾区)。今年はCEATEC 2016に合わせて、宇宙旅行を楽しめるVRコンテンツ「JOY!VR 宇宙の旅人」を発表。専用コントローラが付属し、よりインタラクティブなバーチャル体験を楽しむことができる。
「JOY!VR 宇宙の旅人」は、スマートフォンアプリとVRヘッドセットを使い、宇宙旅行を楽しむことができるVRコンテンツ。製品にはBluetooth接続の専用コントローラが標準で付属。宇宙空間を実際に移動できるなど、単なる視聴に留まらないよりインタラクティブな仮想体験を楽しむことができる。
製品にはスマートフォンを装着するタイプのVRヘッドセットが付属 |
アプリに用意されるコンテンツは、宇宙船に搭乗した太陽系をめぐる「太陽系クルーズモード」、月と火星に降りて地表を専用バギーで移動する「惑星探査モード」、宇宙空間から地球を見下ろす「宇宙遊泳モード」、88の星座を季節ごとに楽しむことができる「プラネタリウムモード」の4種。また飽きさせない工夫として、移動する距離に合わせて燃料を調達するなどのゲーム要素も追加されている。
ゲーム内での操作や移動ができるBluetooth接続のワイヤレスコントローラが付属 | |
スマートフォンは充電用のケーブルやイヤホンを接続したままヘッドセットに搭載することができる |
スマートフォンを利用するVRヘッドセットは比較的安価に購入できるものの、対応するコンテンツはまだまだ充実しているとは言い難い。特に体験だけでなく、操作もできるインタラクティブ性の高いものは希少なことから、「JOY!VR 宇宙の旅人」はなかなかオモシロイ試みと言えるだろう。担当者によれば、今後は海中や世界遺産をめぐるものなど、バリエーションも増えて行く予定ということなので展開を楽しみにしたい。
「JOY!VR 宇宙の旅人」には4つのコンテンツが付属。スマートフォンアプリとして提供されるため、アップデートや拡張も容易に行うことができる |
国内発売は12月予定で、価格は税抜9,800円。対応OSはiOS 8.0以降またはAndroid 4.4.4以降で、対応スマートフォンはこちらのページに随時公開される予定だ。