2016.10.14 13:09 更新
2016.10.14 取材
MSI「GAMING」シリーズ初のCPUクーラー「Core Frozr L」のサンプル展示がTSUKUMO eX.でスタート。年内にも登場予定の新作サイドフローを一足早く画像で確認しておこう。
ドイツ・ケルンで開催された国際ゲーム産業見本市「Gamescom」で正式発表された、MSI「GAMING」シリーズ初のCPUクーラー「Core Frozr L」のサンプル展示がTSUKUMO eX.で開始された。
ナロータイプのサイドフローCPUクーラーでは珍しく、φ8mmのヒートパイプ(「SuperPipe」)を採用 |
メモリスロットに干渉しないナロータイプのサイドフロークーラーで、φ8mmの極太ヒートパイプ「SuperPipe」や、ブレード形状を最適化した大風量120mmファン「TORX Fan」など、グラフィックスカードの冷却技術で培ったノウハウが取り入れられている。さらに制作・設計にはCPUクーラーで著名な某メーカーが協力(メーカー関係者談)しているということで、楽しみな存在だ。
また天板部には「GAMING」シリーズらしく、LED内蔵の「ドラゴンロゴ」プレートを標準装備。こちらは着脱式で、製品にはブラックとシルバーの2色のカバーが付属。PCの構成に合わせて好みのカラーを選択することができる。
天板部のロゴカバーはブラックとシルバーの2色が付属。PCの構成に合わせて交換することができる |
主なスペックは、ファンの回転数が500~1,800rpm±15%、風量19.79~71.27CFM、静圧が0.16~2.09mmH2O、騒音値17.2~33.6dBA、MTTF 150,000時間。外形寸法は、W140×D84×H155mm、重量960g。
なお対応ソケットはIntel LGA2011v3 / 2011 / 1366 / 1156 / 1155 / 1151 / 1150 / 775、AMD Socket FM2 / FM1 / AM3+ / AM3 / AM2+ / AM2に加え、AMDの次世代プラットフォームで採用予定のSocket AM4が謳われている。
発売時期や価格は未定ながら、既にパッケージが用意されるなどその完成度は高い |
担当者によれば発売日や価格は未定ながら、年内中の発売を目指して最終調整中とのこと。単体発売も予定されているということなので、その登場を楽しみに待つことにしよう。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Micro-Star International: https://www.msi.com/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/