2016.10.19 00:01 更新
2016.10.19 取材
ひょっとしたら最近はPCよりも付き合う時間が長いかもしれない、スマートフォン(やその他ガジェット)に密着するコーナー「オレスマホ」。今回は、イオシス アキバ路地裏店の高倉さんから、初入荷時に即買いしたという「Xperia XZ」を見せてもらうことに。国内発売に先駆けてゲットした、ソニー真のフラッグシップスマホはどうですか?
Xperiaを最初に使ったのは、おそらく2011年発売の「Xperia acro IS11S」だったと思います。それからずっとXperiaユーザーをやってきて、名作ファブレットの「Xperia Z Ultra」も使いましたし、少し前までは「Xperia Z3 SO-01G」がメイン機でした。でもZ4とZ5世代は“爆熱仕様”のスナドラ810時代で、その後の「Xperia X Performance」も丸っこいデザインがどうも好きになれない。そんな具合で悶々としていたところ、この「Xperia XZ」が発表されたんです。久しぶりに文句なしにカッコいいXperiaが登場したなと、入荷したら即買いしようと心に決めていました。
デザインに惚れて長くXperiaユーザーをやっている高倉さん、今月に入荷した最新フラッグシップの「Xperia XZ」を即買い。しばらく諸事情で足踏みしていたスマホが更新できました |
見た目の雰囲気は「X Performance」からガラッと変わりまして、曲面とフラットなデザインを組み合わせた、実にカッコいいスマホになっていますね(個人的意見ですよ)。2.5Dガラスとラウンドしたサイドフレームの一体感もあって、グリップした感触も最高です。ディスプレイ解像度はフルHDと相変わらずですが、実際に見てみると“ハメコミ”かと思うくらいキレイ!とにかく満足度が高いスマホなんですよ。
それと防水・防塵や指紋認証といった機能はそのまま、意外にもUSB Type-Cはシリーズ初搭載です。高速充電のQuickCharge 3.0やバッテリーの長寿命化なんて機能も付加されていて、どうも最近のXperiaはスペックとは違う分野で勝負しているような気がしますね。
ちなみにマイナーチェンジが多いと言われる中で、目立って進化したのがカメラ機能。赤外線レベルも測定できるっていう色識別の「RGBC-IRセンサー」とレーザーAFセンサーを搭載していて、5軸手ブレ補正にも対応!さらにメインカメラだけじゃなくフロントカメラでも4K撮影ができたりと、さすがスマホよりカメラ事業が好調なソニーと言ったところでしょうか(笑)。これまであまりスマホで写真を撮る習慣がなかった僕ですが、機会を見つけて夜景を撮りに行ったりしたいですね。
赤外線などの不可視光も測定できるという色識別センサーやレーザーAFセンサーを内蔵、暗い場所でも瞬時にキレイな写真が撮れる。両面4K撮影にも対応しているぞ | |
基本スペックは据え置きながら、意外にも進化した部分が多かった「Xperia XZ」。入荷したのはデュアルSIMモデルなので、近頃話題のアノ機能も使える? |
それで基本のスペックはと言うと、スナドラ820にメモリ3GBと、「X Performance」から大きな違いはありません。さっきお話したように、違う分野での使い勝手が進化している感じですね。ただしこれまで僕が使っていたのが「Z3」なので、Antutuベンチも6万から13万にアップ、性能的に2倍になっているんです。メモリ4GB程度は欲しかったというのが正直なところですけど、今のところ不満はまったくありません。
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それに入荷したのはデュアルSIM仕様のモデルで、今流行りのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応しているんです。今はワイモバイルのSIMだけですが、近いうちにドコモ系MVNOの格安SIMとセットで使ってみようかな・・・なんて、あれこれ夢が広がりますね!
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ路地裏店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-rojiura/