CPUクーラーのチョイスに苦心したオリオスペックの自信作

全高わずか65mmのロープロファイルMini-STXケース、SilverStone「ST01」を採用する

オリオスペックから、近頃話題のコンパクトプラットフォームMini-STXを採用するデスクトップPC「QUIESPEC Mini Cube VT01 SL」の販売が開始された。多くのショップブランドPCで採用例のあるベアボーンキットASRock「DeskMini 110」ではなく、敢えてSilverStoneのロープロファイルケース「VT01」をチョイス。よりコンパクトに仕上げられているのが特徴だ。

全高34mmのサイズ「小太刀」でも高さはギリギリ。搭載できるCPUクーラーはかなり限られる

CPUはTDP35WまでのSkylakeに対応し、標準装備のCeleron G4500Tの他、Core i3-6100T / i3-6300T / i5-6400Tが選択可能。またCPUクーラーには全高34mmのサイズ「小太刀」を組み合わせることで静音動作を可能にした。なお担当者によれば、当初Noctua「NH-L9i」の採用も検討されていたが、こちらは全高37mmでギリギリオーバー。ロープロファイル設計の「VT01」では、特にCPUクーラーの選択に苦労したという。

メモリスロットなど、周辺コンポーネントへの干渉も気にする必要があるため、CPUクーラーの選択は非常にシビア

主なスペックは、マザーボードがASRock「H110M-STX」で、DDR4-SODIMM 8GB（8GB×1 / 最大32GB）メモリ、2.5インチの500GB HDDを標準装備。電源ユニットは120WのACアダプタ駆動で、製品にはVESAマウント用のプレートが付属する。なお納期は注文から約1週間。

文： GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
有限会社オリオスペック： http://www.oliospec.com/