2016.10.24 13:39 更新
2016.10.24 取材
8mm厚のアルミニウム板から削り出す、ポータブルベンチ台。「COMPUTEX TAIPEI 2016」で展示されていたプロトタイプモデルでは、収納時に専用のカバーを必要とした。一方製品版では、ネジ類など各種パーツの収納機構を改善。まさに“まな板状態”で、立てかけたり持ち運んだりできる。
筐体素材は5052グレードのアルミニウム、ネジ素材はSS304グレードのスチール製。ドライブベイは2.5 / 3.5インチシャドウベイ×2、対応マザーボードはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXで、電源ユニットは標準的なATXモデルを搭載可能。また、水冷用ラジエターは最大240mmサイズ(重量5kg)が装着できる。
本体から外した拡張スロットやスペーサーなどをネジ穴に取り付けるだけで完成する | |
本体に収納されているネジ類など各パーツ類の様子 | SLIなどマルチGPU構成はもちろん最大240mmサイズまでのラジエターが搭載可能と拡張性も高い |
外形寸法はW370×D260×H8mm(持ち運び時)、組み立て時の高さは115mmで、重量は約1.82kg。なおオリオスペックでは、「MAXIMUS VIII HERO ALPHA」を搭載したデモ機を展示。アルミ製ケースを得意とするSTREACOMらしく、完成度の高い実機をじっくり眺めることができる。
ちなみにオリオスペックはSTREACOMと国内正規代理店契約を結んだとのこと。今後は同社製PCケースの国内販売にも期待できそうだ |
文: GDM編集部 Tawashi
STREACOM: http://www.streacom.com/
オリオスペック: https://www.gdm.or.jp/shop/olio/