2016.10.25 19:14 更新
2016.10.25 取材
かつてないコンパクトサイズで左右分離型スタイルを実現した、MISTELブランドのメカニカルキーボード「Barocco」が27日(木)に発売される。サンプルが入荷したツクモパソコン本店では、現在予約を受け付け中。予価は税抜15,700円だ。
フルサイズピッチでは最小クラスで左右分離型を実現した、MISTEL「Barocco」がいよいよ発売開始。負担の少ないフリースタイル入力が可能なメカニカルキーボードだ |
エルミタ的速攻撮って出しレビューで詳細検証をお届けした、MISTELの分離型キーボード「Barocco」がいよいよ今週店頭にやってくる。大柄になりがちな分離型では極めて珍しいコンパクトサイズが魅力で、大きさはHappy Hacking Keyboard(HHKB)クラス。フルピッチでは極小サイズながら、使用時には左右ユニットを分割し、肩幅をくつろげたフリースタイルで入力できる。
合体した見た目は、フルピッチのミニキーボードにおける代表作・HHKBのよう。全キーを対象にしたハードウェアのマクロ登録機能を搭載するなど、小さいながらに圧倒的な多機能ぶりを誇る |
キーレイアウトは62キー英語配列。分離面に余分なフレームを設けないフレームレスデザインが採用され、左右ユニットをかみ合わせた合体状態では通常のキーボードのように使用できる。
多彩なカスタマイズ機能も大きな特徴で、全キーを対象にキーの入れ替えやマクロ登録に対応。3つのレイヤー(プロファイル)を駆使することで、切り替え機能が集中する右側ユニットに全機能を割り当てての単独利用にも対応する。また、キー配列をDvorak配列とColemak配列に切り替える機能も備える。機能の詳細については、こちらのレビューを参照のこと。
分離面にはジョイント機構などはなく、シンプルなかみ合わせ。余分なフレームがないため、合体させて普通のキーボードとしても使用可能だ。なお左右ユニットには、それぞれ2つずつ2段階のチルトスタンドを備えている | |
キー割り当てやマクロ登録は右側ユニットで完結できるほか、左右は個別にPCに接続することもできる。ゲームで使用する場合には、あえて左側だけを繋いでしまうという使い方もアリだ |
ちなみに左右ユニットはそれぞれPCと個別で接続することも可能なことから、左側ユニットのみをゲーミング向けの“左手キーボード”として使用することもできる。サンプルを展示中のツクモパソコン本店では、左ユニットの単独利用にも注目が集まっていた。
また、キースイッチにはCherry MXスイッチを採用。Cherry MX茶軸 / 青軸 / 黒軸 / 赤軸と、お馴染みのCherry 4軸を搭載したモデルから選択できる。
キースイッチは、メカニカルスイッチの代表格・Cherry MXを搭載。お馴染み4色軸をラインナップしている。キーキャップも通常より厚めで、重厚な打鍵感が期待できる |
文: GDM編集部 絵踏 一
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/