2016.10.25 20:20 更新
2016.10.25 取材
Western Digital Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)から初のコンシューマ向けSSDとしてリリースされた、「WD Blue」シリーズが本日発売。アキバのパーツショップ各店にて一斉に販売がスタートした。
Western Digitalが始めて挑戦する、コンシューマ向けSSD「WD Blue」シリーズが本日から発売開始。2.5インチモデルとM.2モデルの2本立てで販売されている |
先週19日(水)より予約受付が開始されていた、Western Digital初のコンシューマ向けSSD「WD Blue」シリーズが発売。アキバの各店にて、7mm厚の2.5インチモデルとM.2 2280モデルの2タイプが販売されている。
容量は250GB~1TBの3モデル。インターフェイスはSATA3.0(6Gbps)で、パフォーマンスはSATA接続モデルではトップクラスだ |
マルチタスク処理などを多様するヘビーユース向けの上位モデルで、インターフェイスはSATA3.0(6Gbps)。コントローラはMarvell「88SS1074」で、NANDフラッシュにはWD傘下のSanDisk製15nm TLC NANDを採用、メモリチップはNANYA製が実装されている。
容量ラインナップは、それぞれ250GB / 500GB / 1TBの3モデル。公称速度は容量によって若干異なるものの、シーケンシャル読込最高545MB/sec、書込最高525MB/sec、ランダム読込最高100,000 IOPS、書込最高80,000 IOPSとされ、SATA3.0(6Gbps) インターフェイスのSSDとしては申し分ない。その他詳細については、こちらのリリースを参照のこと。
TSUKUMO eX.では、早速店員が自腹購入。2.5インチの250GBモデルで実動デモを行っていた | |
コントローラはMarvell「88SS1074」で、NANDフラッシュはSanDisk製。ちなみにSanDiskは、今年5月にWestern Digitalによる買収が完了し、その傘下に入っている | |
デモ中の250GBモデルには、NANYA製のメモリチップが実装されていた | |
ベンチマークでは、おおむね公称値前後のスコアを達成。ファームを確認すると、SanDiskの某モデルを連想させるファームウェアが採用されているようだ |
取材時点で在庫を確認したのは、パソコンショップアーク、オリオスペック(2.5インチのみ)、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.、ドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店の7店舗。それぞれの販売価格はおおむね2.5インチの250GBが税抜8,315円前後、500GBが税抜14,797円前後、1TBが税抜29,167円前後。M.2モデルの250GBが税抜8,871円前後、500GBが税抜15,556円前後、1TBが税抜30,371円前後となっている。
各店とも価格に大きな差はなし。アキバ店頭では取材時点で7店舗で販売中だった |
文: GDM編集部 絵踏 一
Western Digital Corporation: http://www.wdc.com/