2016.10.26 15:10 更新
2016.10.26 取材
ユーザーの身体反応を測定し、ゲーム画面にオーバーレイ表示できるMionix(本社:スウェーデン)製のゲーミングマウス「NAOS QG」が店頭に入荷。ツクモパソコン本店にて10月28日(金)より販売が開始される。予価は税抜15,000円だ。
本当にクールにプレイしているか分かる?生体センサーを内蔵し、ユーザーの身体反応やストレスレベルを測定できるマウス「NAOS QG」が発売だ |
スウェーデンのMionixから先月グローバルリリースが打たれていた、生体センサー内蔵のゲーミングマウス「NAOS QG」が今週発売される。かつてKickstarterにおけるクラウドファンディングが話題を集めた製品で、内蔵センサーによりユーザーの身体反応・ストレスレベルを測定、表示できるユニークな機能が特徴だ。
マウス表面に埋め込まれた心拍センサーとガルバニック皮膚反応センサーにより、心拍数や発汗を測定。ゲーム画面にオーバーレイ表示することができる |
ソフトラバーコーティングが施されたエルゴノミクスデザインのマウス表面には、心拍センサーとガルバニック皮膚反応センサーを内蔵。心拍数や発汗などの生体情報とマウス動作を測定し、収集したデータやリアルタイムのストレスレベルをゲーム画面上にオーバーレイ表示できる。
また、測定データは専用ソフトウェア「Mionix HUB」による確認も可能。どのシーンで最も心拍数が上昇したかなど、生体情報から自分のプレイを分析できるというワケだ。
なお、マウス表面にセンサーを備える関係上、「握り方によってはまったく反応しない場合もある」(ショップ)点には注意が必要。自分のグリップスタイルとマッチしているか、購入前に確認が必要になりそうだ。
センサーはマウストップに内蔵されているため、そもそも手がその部分に触れていないとセンサーが反応しない難点も。かぶせ持ちも微妙に手が離れてしまうため不可、事前にグリップを確かめてから購入したい |
マウスセンサーにはPixart製の光学式センサー「PMW-3360」を採用。最大解像度は12,000dpiで、5段階に切り替えることができる。マウスボタンはプログラム可能な全7ボタンを実装、左右クリックボタンは高耐久なオムロン製。32bit ARMコントローラ、5プロファイルを保存できる128KBのオンボードメモリを内蔵している。
そのほか、フレームレート最大12,000fps、トラッキング速度250ips、ポーリングレートは1,000Hz。1,680万色のイルミネーションカスタマイズにも対応する。
プログラム可能な全7ボタンを備え、最大12,000dpiの光学式センサーを搭載。予価税抜15,000円にて、28日(金)から発売予定だ |
文: GDM編集部 絵踏 一
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/