2016.11.03 00:00 更新
2016.11.02 取材
「発売以来、めちゃくちゃ売れているんです」。そう語るTSUKUMO eX.スタッフ橋本さんがコレオシするのが、ASRock「DeskMini 110」。最近のベアボーン市場では異例のヒットを飛ばす人気モデルで、陳列棚ではスペースを広く割いて販売されている。
Mini-ITXより小さいボディにデスクトップ向けCPUが搭載できる。さらに、新フォームファクタMini-STX採用のベアボーンキットという事で発売前から注目を集めていましたが、8月の登場以来とにかく良く売れています。
TSUKUMO eX.では実稼働中のデモ機も設置 |
2.5インチベイ×2とボード上にPCI-Express(x4)接続のM.2スロットを装備する拡張性が人気。NVMe対応の高速系M.2 SSDと容量が多い2.5インチSSDを組み合わせれば、普段使いのPCとして十分過ぎるスペックのマシンが完成します。
ベアボーンキット本体の価格が税抜15,500円と安いので、追加パーツに予算を割ける点もいいですね。当店では、おすすめ3点セットと称して、CPUとDDR4メモリを組み合わせたお買い得モデルも販売しています。ただ、実際に買われていく方の構成を見ていると、Core i7に8GBメモリ×2枚と意外にハイエンドな仕様にする人が多いんです。話を聞いたところ「Core i7搭載の小型PCは選択肢が少ない」というが主な理由でした。
純正クーラーがそのまま使えるのもウリですが、個人的にはNoctua製のロープロファイルCPUクーラー「NH-L9i」を搭載するのもアリかと。さらに動作保証はできませんが、Shuttleから発売中の無線LANカード「WLN-M」をWi-Fi+Bluetoothモジュール用のM.2スロット(key E 2230)に装着すればパワーアップ。ワイヤレスLAN対応と隙のない小型PCが完成しちゃいますよ。
Mini-ITX向けロープロファイルCPUクーラーとして販売されているNoctua「NH-L9i」。冷却性能は高い | IEEE 802.11b /g / n / ac無線LANとBluetooth 4.0に対応したコンボカード「WLN-M」。Shuttle製ベアボーンの純正オプションながら「DeskMini 110」用にも使える |
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
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