2016.11.04 17:33 更新
2016.11.04 取材
キー入力の強弱を感知する“アナログ入力”に対応する、東プレ株式会社(本社:東京都中央区)の静電容量無接点方式キーボード「REALFORCE108UH-ANLG」(型番:AFAX01)が発売開始。TSUKUMO eX.では、実機の展示もスタートした。
「COMPUTEX TAIPEI 2015」での初お披露目以来、約1年半をかけて東プレが開発を進めた“アナログ入力”対応キーボード「REALFORCE108UH-ANLG」(型番:AFAX01)の発売がアキバ店頭にて開始された。
「REALFORCE108UH-ANLG」では、静電容量の変化を感知する「静電容量無接点方式スイッチ」の特徴を生かし、押下圧の違いを検出。さらにスペースキーの横に配置ざれた「REALFORCE」キーと、F1からF4キーに割り当てられた「MOUSE」「MIDI」「gameD」「gameX」の4種類のモードキーを組み合わせることで、アナログによる特殊な入力が可能になるというもの。
スペースキーの横に配置された「REALFORCE」キーと「MOUSE」「MIDI」「gameD」「gameX」キーを同時に押すことで、特殊入力ができるアナログモードに移行する |
また製品には専用ユーティリティ「REALStation」が付属され、入力時の押下位置を設定する「ON位置」のカスタマイズや、その他各モードの機能キーの配置を変更することができる。
アナログモードで対応する操作は、モードごとに色分けされキーの下側に印字されている |
もちろん標準的な静電容量無接点方式キーボートしても使用可能。キー配列は日本語108キー、荷重は45g±15g、キーストローク4.0mm、キートップはソフトタクタイルフィーリング(昇華印刷)で、耐久性は5,000万回。インターフェイスはUSB、外形寸法は、W456×D169×H39mm、ケーブル長は約1.5mで、重量1.4kg。
なお現時点で販売を確認したのは、ツクモパソコン本店(税込29,797円)、TSUKUMO eX.(同)、ツクモDOS/Vパソコン館(同)、パソコンショップアーク(税込29,800円)の4店舗。なおTSUKUMO eX.では実機の展示も開始され、実際に触ってキーの感触を試すことができる。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
東プレ株式会社: http://www.topre.co.jp/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/