2016.11.09 19:34 更新
2016.11.09 取材
クラウドファンディングの出資により実現したGPD technology(本社:香港)のゲーミングノートPC「GPD WIN」の展示がドスパラ パーツ館で開始された。5.5インチ液晶を採用しつつ、キーボードとゲームコントローラを内蔵する話題のPCを画像でチェックしておこう。
最近では珍しいクラムシェル型の超小型PC「GPD WIN」がドスパラ パーツ館に登場 |
クラウドファンディングサービスによる出資により実現した、クラムシェル型ノートPC「GPD WIN」のデモ展示が、ドスパラ パーツ館で開始された。
もともとゲームコンソールをメインに開発された「GPD WIN」。「ニンテンドー3DS LL」とほぼ同等サイズながら、本体にはキーボードと、ジョイスティックや十字キー、ABXYボタンで構成されるゲームコントローラを搭載。さらにOSはWindows 10 Homeがプリインストールされ、一般的なノートPCとしても使用できる。
ゲームコンソールらしくキーボードに加え、ゲームコントローラを標準装備する |
主なスペックは、液晶が5.5型のHD(1,280×720ドット)で、CPUはAtom x7-Z8700、メモリはLPDDR3 4GB、ストレージはeMMC 64GBを搭載。最新ゲームをやるには非力だが、ライトなオンラインゲームや旧作ゲームなら十分なパフォーマンスを備えている。実際デモ機で「ドラゴンクエストX ベンチマーク」を実行したところ、解像度は640×480ながら、スコアは「4163」(普通)だった。
ライトなオンラインゲームや古めのゲームなら十分動作が可能。なおプレイできるゲームはこちらのサイトで確認することができる |
内蔵電源は6,900mAhのリチウムポリマーで、オンラインゲームなら6~8時間の連続駆動が可能。外形寸法は、W155×D96×H23.5mm、重量は350g。なお今回の展示品は店員の私物ということで、残念ながら販売予定はないとのこと。
USB3.0ポートやHDMI Type-C、3.5mmオーディオジャックなど一般的なインターフェイスを搭載。ネットワークはIEEE 802.11ac無線LANとBluetooth 4.1に対応する |
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
GPD technology: http://www.gpd.hk/
ドスパラ パーツ館: https://www.gdm.or.jp/shop/dos/