2016.11.15 00:00 更新
2016.11.15 取材
うっかりネジの溝を潰してしまい、どう頑張っても外れない。悲しくも工作の定番といえる経験に涙した人は、自作PCの世界に限らずたくさんいるハズ。でもこれからは、この「ネジバズーカ」と「ネジザウルスGT」を手にナメたネジを片っ端から外してしまおう。あきばお~零の小笠原さんも、つい最近このレスキューツールのありがたみを痛感したばかりだ。
ヤバっと思った時にはもう遅い。うっかりネジ山を潰してしまってどうにもならない、そんな経験はDIYの世界ではよくある話です。そんな時は輪ゴムをねじ込んだりとアレコレあがくワケですが、一番いいのは専用の工具を使うこと。いわゆる「レスキューツール」というヤツで、ウチでも昔からよく売れています。実は私もノートPCの裏蓋を外そうとしたらネジ山がナメてしまって、ついこの間お世話になったばかりなんですよ。
まずは特殊ドライバーの「ネジバズーカ」からいきましょうか。なにやらスゴイ名前をしていますが(笑)、名前負けしないスグレモノなんですよ。ビットの先端が得も言われぬ形状をしていて、完全にナメてしまったネジを簡単に外すことができるんです。ナメた状態というのはネジの十字溝が潰れてしまっているワケですが、端の方はかろうじて残っている場合がほとんど。コレはその端っこ部分にガッチリと引っ掛けて回すという仕組みですね。複数のネジに対応したビットが付属していて、コレがあれば外せないネジはまずないでしょう。
次は「ネジザウルスGT」、これまたスゴイ名前をしていますが、こっちはネジを力ずくで外してしまうペンチ型ツールですね。普通のペンチとは違って先端が複雑な形状になっていて、この溝がネジの頭にガッチリと食いつくという仕組みになっています。ホントにどうにもならない時でも、コレがあれば力で解決!工具箱に是非とも欲しいツールです。
もっともこの手のツールは、毎回出番があるワケじゃありませんからね。いざ使おうと思った時はどこかにいってしまっていたりするので(笑)、実際に必要になった時に買うことをオススメします。あればお役立ち間違いなし!もし次にネジがナメてしまったら、今日のコレオシを思い出してください。
文: GDM編集部 絵踏 一
あきばお~零: https://www.gdm.or.jp/shop/akibaoo-0/