Intel製ギガビットLANを4基搭載するサーバー・ワークステーションモデル

今年5月の「Japan IT Week」でお披露目されたBGA版Xeon E3-1500 v5シリーズ搭載Mini-ITXマザーボード、ASRock Rack「C236 WSI4」シリーズの販売がパソコンショップアークで開始された。

「Japan IT Week」で初披露された「C236 WSI4」シリーズ。2系統のディスプレイ出力やオーディオ機能など、コンシューマ向け機能も充実している

サーバー・ワークステーション向けの高信頼モデルで、GPUにはSkylakeでは最上位となるeDRAM 128MBのIris Pro Graphics P580を内蔵。ディスプレイ出力はD-Sub×1、HDMI×1の2系統を備え、このクラスの製品では珍しく、オンボードグラフィックスによるデュアルディスプレイに対応する。

ギガビットLANはいずれもIntelチップを採用し、チーミングに対応する

主なスペック、チップセットがIntel C236、メモリスロットはECC / non-ECC DDR4-SODIMM×4（最大64GB / 2,133MHz）で、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×6、M.2×1、拡張スロットはPCI-Expres3.0（x16）を備える。

さらにネットワークはギガビットLAN×4（Intel i210×3 / Intel i219LM×1）を標準装備。複数系統のネットワークポートを1系統にまとめるチーミングにも対応し、常時駆動・常時接続が求められるネットワークサーバーにも好適だ。

今回販売が開始されたのはTDP 35Wの省電力モデルと65Wのハイパフォーマンスモデルの2種

今回販売が開始されたのは、Xeon E3-1565L v5（4コア / 8スレッド / 定格2.50GHz / TB時3.50GHz / キャッシュ8MB / TDP35W）を搭載する「C236 WSI4-65L」（販売価格税込118,000円）と、Xeon E3-1585 v5（4コア / 8スレッド / 定格3.50GHz / TB時3.90GHz / キャッシュ8MB / TDP65W）を搭載する「C236 WSI4-85」（販売価格税込138,000円）の2種。
　またXeon E3-1585L v5（4コア / 8スレッド / 定格3.00GHz / TB時3.70GHz / キャッシュ8MB / TDP45W）を搭載する「C236 WSI4-85L」（予価税込128,000円）も近日中に入荷する予定だ。

パフォーマンス的には中位となるTDP45WのXeon E3-1585L v5搭載モデルも近日入荷予定

文： GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
ASRock Incorporation（ARock Rack）： http://www.asrockrack.com/
パソコンショップアーク： https://www.gdm.or.jp/shop/ark/