2016.11.25 18:24 更新
2016.11.25 取材
先週末のユーザーイベント「Fractal Night 2016」でお披露目された、Fractal Design(本社:スウェーデン)の新型コンパクトケース「Define C / Mini C」シリーズの販売が、本日25日(金)より開始された。
省スペースを追求したという、Fractal Designの新型ケース「Define C / Mini C」シリーズがアキバに登場。ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で、本日25日(金)より販売が開始された。
シンプルかつスタイリッシュなスカンジナビアデザインを採用。従来モデルに比べて占有スペースが大幅に削減されているのが特徴だ |
製品ラインナップは、ATXに対応するミドルタワー「Define C」と、MicroATXに対応するミニタワー「Define Mini C」の2種で、それぞれソリッドパネルモデルとアクリルウィンドウモデルが用意される。
ミドルタワー「Define C」とミニタワー「Define C Mini」のサイズを比較すると幅と奥行は同じ、高さは後者が約40mm低い |
筐体デザインはこれまでの「Define」シリーズ同様、シンプルかつスタイリッシュなスカンジナビアデザインを採用。また内部の騒音をシャットアウトする高密度吸音材や、用途に合わせて「静音志向」と「高冷却志向」を切り替えられるトップパネルの「ModuVent」機構なども継承される。
フロントドライブベイを排除し、ボトムカバーを採用するイマドキ仕様の内部構造 | |
トップパネルは着脱式の「ModuVent」機構を採用。開放時のマグネットフィルターも付属する | サイドパネルには内部ノイズを吸収する吸音材を貼り付け |
ドライブベイはボトム部とマザーボードトレイ裏側に集約され、コンパクトながら全長335mm(ファン搭載時は315mm)のロンググラフィックカードに対応。さらにケース下部のボトムカバーや、余裕のある裏配線スペースにより、煩雑になりがちな内部配線をスッキリと行うことができる。
冷却ファンはすべてのモデルで120mmファン×2(フロント×1 / リア×1)が付属。また底面部には着脱式のダストフィルターを備える |
外形寸法は、「Define C」がW210×D399×H440mm、「Define Mini C」がW210×D399×H399mm。電源ユニットは奥行175mm、CPUクーラーは全高170mm(ウィンドウモデルは168mm)まで対応する。
なお「Define C」の詳細についてはこちらのレビューを、「Define Mini C」についてはこちらのイベント記事を合わせて参照いただきたい。
販売価格は「Define C」「Define Mini C」ともWindowsモデルのほうが1,000円高く設定されている |
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Fractal Design: http://www.fractal-design.com/
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/