2016.12.12 00:00 更新
2016.12.12 取材
自作PCのプロ達が日常を過ごす、こだわりのプライベート空間をお届けしていく「自作派たちのPC周り」。今回登場するのは、ツクモパソコン本店スタッフ阿部さん。静音にこだわったコンパクトキューブPCをメインに据えたデスク周りはホワイトで統一。自作のヘッドホンスタンドにも注目だ。
ショップで働くようになり、勉強も兼ねて購入したAMDの「A10-7870K」。それなりに気に入っていたのですが、昨年のWindows 10登場とともにSkylakeへ乗り換え。現在は「Core i5-6600T」を使っています。もともとキューブ型ケースを使いたいと思っていたので、PCケースは大好きなホワイトモデルもラインナップもあるアビー「acubic CS01」を選びました。
メインマシンのコンセプトは、ストレスフリーでネットと動画の閲覧ができ、なにより静かであること。CPUクーラーはPROLIMA TECH「Samuel 17」でファンはbe quiet!「Silent Wing 2 PWM」を組み合わせています。
ところが、ケース内が狭く排気に困るため、ファンを「吸出し」で取り付け。真上にある電源ユニットSilverStone「SST-SX500-LG」を経由し排気させています。なお、マザーボードにはASRock「Fatal1ty Z170 Gaming-ITX/ac」を使っています。
5.25インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×3を備えるなど拡張性はそれなりに確保されている「acubic CS01」(シルキーホワイト) |
ケースファンは先輩スタッフから猛烈に勧められたNoctua「NF-F12 PWM」を400~500rpmでゆるゆると回していますが、静かでいいですね。ただCPUが「Core i5-6600T」とややパワー不足が否めません。
そこで、Crucial「MX200」2台をRAID 0で運用。さらにKingstonのDDR4-2666メモリをDDR4-2800までオーバークロック。体感的なもっさり感はまったくなくなり、キビキビ動く静音マシンが完成しました。ちなみにグラフィックスカードはELSA「GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C」ですが、Fluid Motionが使いたいので、近日中にRadeon RX 460を買おうかなと思っています。
内部はご覧の通りでお世辞にも広々とは言えない。CPUクーラーの排気は電源ユニットの吸気ファンを使って行っている |
こだわりポイントの白いデバイス類ですが、液晶ディスプレイはかれこれ7年~8年は連れ添っているShuttle「XP17P/W」をメインで使用。さすがに画面が狭いので、先日Viewsonic「VX2573-SHW」を追加購入しました。キーボードもMicrosoft「Wired Keyboard 600 ホワイト」。マウスは先日コレオシさせてもらった質感カスタマイズ済みのSteelSeries「Rival 100」です。
17インチ液晶ディスプレイが未だ現役。Viewsonic「VX2573-SHW」とのコントラストがまたユニーク | つや消しスプレーを吹き付け自らの手で表面をカスタム。光沢感はなくなり、ややざらついた手触りになったSteelSeries「Rival 100」 |
そういえば、ホワイトのヘッドホンスタンドがなかなか見つからず。実は100円ショップで買った「バナナスタンド」を白く塗装。AKGのヘッドホンを買った時に貰ったステッカーを貼ったところ、それっぽい仕上がりになり、かなり気に入って使っています。安く済ませたいという人、是非試してみてください。
100均で購入した「バナナスタンド」をカスタムしたヘッドホンスタンド。これはイイ |
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/