2016.12.15 10:00 更新
2016.12.15 取材
アビー株式会社(本社:横浜市港北区)から、"あの人気PCケース”を彷彿とさせるMini-ITXモデル「AS Enclosure RS01」 が登場。12月16日より販売がスタートする。カラーバリエーションは一挙6色展開で、市場想定売価は税抜各26,800円だ。
アビーから、某人気PCケースを連想させるMini-ITXケースが登場。「AS Enclosure RS01」は、計6色カラーバリエーションで今週末16日より販売がスタートする。今回は評価サンプルが入荷した、ソフマップ秋葉原リユース総合館で実機をチェックしてみよう。
巧みな曲げ加工により、フロントパネルデザインが形成。素材はフロント・トップ・サイド各パネルが2.0mmアルミニウム、シャーシは0.8~1.2mmのスチール、副素材としてステンレスが使用されている |
アビー担当者曰く「エッジをなくしたフロントデザインが特徴」で、フロントパネルは上下に各2工程の曲げ加工。左右のサイドパネルの曲げ加工も加わり、立体的なフォルムを作り上げている。オープンベイがないフラットなフロントパネル下部には「AS Enclosure」のロゴがあしらわれ、右からPowerスイッチ、LED、USB3.0×2ポート、ヘッドホン、マイクの各端子が並ぶ。
「エッジをなくした」のはフロントパネルのみ。リアはフロントのそれと違い、フラットなまま。トップパネルやサイドパネルは通気孔デザインが採用される |
外形寸法は幅が162mm、奥行きが335mm、高さが239mmで、重量は約3.0kg。内部構造は、3.5インチシャドウベイが3段(ボトム×1、着脱式HDDホルダー×2 ※排他仕様)、2.5インチシャドウベイが4段(ボトム×4 ※排他仕様)で、レイアウトにより数値は変動。
冷却ファンは側面に120mm口径×2基(うち1基は「NANO TEK FAN / 約1,000rpm標準)、リア92mm口径×1基(排他仕様)、ボトム120mm口径×2基(排他仕様)とされ、ラジエターの搭載も想定されているという。
限られた筐体内部容積は、各パーツを排他仕様とすることで構造そのものをカスタマイズが可能。240mmサイズラジエターの搭載にも対応する |
電源ユニットはSFX規格に対応。各有効スペースは、拡張カードが奥行き約300mmまで、CPUクーラーが冷却ファンブラケット装着時で高さ約110mm、未装着時で高さ約135mmまで、電源ユニットは装着した拡張カードが奥行き172mm未満の場合、奥行き約180mmまで。
販売が予定されているのは、ソフマップ秋葉原リユース総合館の他、ドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.。
カラーは全6色。外装パネルはリアをのぞきアルマイト処理が施されている |
文: GDM編集部 Tawashi / 松枝 清顕
アビー株式会社: http://www.abee.co.jp/