2016.12.16 10:48 更新
2016.12.16 取材
有限会社オリオスペック(本社:東京都千代田区)に、限定10台のスポット扱いながら新製品のAblecom「CS-M50 Mini-Tower」が入荷。店頭および通販で販売が開始されている。FPS製電源ユニット搭載もウリのひとつ。
「本来はSUPERMICROの組み込み向けマザーボード搭載用のケース」(オリオスペック)という、台湾Ablecom Technology製のMini-ITXケース。10台限定のスポット入荷にして新製品、現時点”希少品”という存在だ。
次に入荷しなければ”希少品”となる、Ablecom「CS-M50 Mini-Tower」 |
Cube型「CS-M50 Mini-Tower」は、電源ユニットにFSP製80PLUS認証250Wモデルを搭載。これを縦置きにする事で内部スペースを有効活用し、フロント部分には3.5インチ対応ホットスワップベイが4段装備されている。小型サーバーとして、HDDの抜き挿しを頻繁に行うニーズに向き、税抜8,000円の手軽な売価も魅力的に感じるだろう。
FSP製250W電源ユニットと、3.5インチ全4段のホットスワップベイが最大のセールスポイント |
シャーシ自体は極めてオーソドックスなスタイルだが、上部にはスリム光学ドライブベイも用意され、2.5インチドライブ用ブラケットも2台分が装備。フロントパネルは開閉式で、通気性を考慮したメッシュパネルが採用されている。
シャーシの設計自体はよくあるオーソドックスなスタイル。小脇に抱えて持ち出されればアウトだが、フロント開閉ドアにはセキュリティロックも装備されている |
外形寸法は幅210mm、奥行き280mm、高さは240mmで、カラーはブラック。背面には120mmまたは92mm口径ファンが増設可能。フロントアクセスポートはUSB3.0×2。
文: GDM編集部 Tawashi / 松枝 清顕
有限会社オリオスペック: http://www.oliospec.com/
Ablecom Technology: http://ablecom.en.taiwantrade.com/