2016.12.26 19:00 更新
2016.12.26 取材
エルミタ的速攻撮って出しレビューでも掲載済み。3D MLC NAND採用のNVMe SSDADATA「XPG SC8000」シリーズ。早ければ明日27日(火)にもスタートする見込みだ。容量ラインナップは128GB、256GB、512GBの3モデル展開。さらに後日、1TBの販売も予定されている。
国内発売は10月下旬とアナウンスされていた「XPG SX8000」シリーズだが、大幅に遅延。年末ギリギリのタイミングでアキバに登場する。
NANDフラッシュは従来の2D NAND MLCに比べて耐久性に優れる3D MLC NAND、コントローラはSilicon Motionの新型IC「SMI 2260」で、高速化技術としてNANDフラッシュの一部をSLCモードで動作させる「SLCキャッシング」と、「DRAMキャッシュバッファ」の2種類のキャッシュ機構を搭載している。
表面にはコントローラの他、2枚のNANDフラッシュとキャッシュメモリを搭載 |
明日27日(火)から販売を開始するドスパラ パーツ館には、容量256GB「ASX8000NP-256GM-C」のサンプル品が入荷。Micron製3D NAND MLCやNANYA製のキャッシュ用DRAMが確認できた。
MLC / TLC両対応のSilicon Motion「SMI 2260」 | Micron製3D NANDフラッシュ |
転送速度はシーケンシャル読込最高2,400MB/sec、書込最高1,000MB/sec、ランダム読込最高100,000 IOPS、書込最高140,000IOPS。MTBFは200万時間で、製品保証は5年間。
なお具体的な入荷数にはついては未定ながら「遅れた原因は個数が確保できなかったためと聞いている」(入荷予定ショップ)とのこと。流通量はあまり期待できないかもしれない。
文: GDM編集部 Tawashi
エイデータテクノロジージャパン: http://jp.adata.com/index_jp.html
ドスパラ パーツ館: https://www.gdm.or.jp/shop/dos/