2017.01.04 02:00 更新
2017.01.04 取材
Super Micro Computer, Inc.(本社:アメリカ カリフォルニア州)国内正規代理店の株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は2016年12月某日、都内で、Intelの新チップセット「Intel 200」シリーズを搭載する新型マザーボードのメディア向け発表会を開催。ゲーミングブランド「SuperO」シリーズの新規取り扱い開始を発表した。
これまでSupermicroといえば、サーバーやワークステーション向けマザーボードメーカーとして知られている。そんな同社がなぜゲーミングブランドを立ち上げたのか。
Barry Huang氏(Special Assistant to President)は「安定性と耐久性を備えたSupermicroのマザーボードを、ゲーマーが使うようになったから」と、その理由を話す。そこで、より分かりやすく選択してもらえるうよう、”独立したブランド”として製品化。「SuperO」シリーズを立ち上げることになった。
日本市場参入へ意気込みを語ったBarry Huang氏 |
製品型番と並んで基板上には「DESIGNED IN USA」の文字がプリントされる |
目指したのは、サーバーグレードの品質・安定性・耐久性。これこそが「SuperO」シリーズのコンセプトであるServerDNAだ。設計や開発は全てアメリカ本社のチームが担当。マザーボードの基板にプリントされている「DESIGNED IN USA」の文字がそれを象徴している。
エンスージアスト向けの「Pro Gaming」、メインストリーム向けの「Core Gaming」、そしてビジネス向けの「Core Business」と、3つのセグメントに分けられている「SuperO」シリーズ。そのうち国内販売が予定されているは、計5モデルだ。いずれも販売解禁の1月6日頃には店頭に並ぶものと思われる。
ラインナップがやや少ないという印象だが、これに対しYvens Tseng氏(Sales Director)は「安定性を一番に考えているので、LEDの搭載といった派手なギミックは排除した。余計なラインナップも不要だ」と説明した。
文: GDM編集部 Tawashi
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/
Super Micro Computer, Inc.: http://www.supermicro.com/
SuperOブランド: https://www.supermicro.com/Gaming/