2017.01.09 10:00 更新
2017.01.09 取材
ASRock Incorporation(本社:台湾)は2017年1月7日(土)秋葉原UDXにおいて、「ASRock 200シリーズマザーボード 新製品徹底解説 & 極冷OCセッション」を開催。会場には日本初登場のハイエンドモデル「Z270 SuperCarrier」や「Z270 Taichi」など、今後発売される注目製品が持ち込まれた。
秋葉原の各PCパーツショップでは販売解禁以降、セールスが好調だというASRockのIntel 200シリーズマザーボード。今回開催されたイベントでは、台湾本社のマーケティングディレクターChris Lee氏による新製品解説をはじめ、オーバークロッカーのNick Shih氏と清水 貴裕氏によるOCデモが行われた。
まず国内未発売の「Z270 Taichi」と定格4.20GHzのCore i7-7700Kを使用。極冷により6.8GHzまでオーバークロックした状態で、「CINEBENCH R15」が見事完走。さらに6.9GHz状態では、Windows 10の起動はできたものの、「CINEBENCH R15」計測中にあえなくブルースクリーンという結果になった。
Nick Shih氏によると「12フェーズの高効率電源回路を搭載するZ270 Taichiは、オーバークロック向けにも最適」という |
次に「Z270 Taichi」を含む、日本初登場のマザーボードを画像中心に紹介しよう。なお国内正規代理店であるマスタードシード株式会社とCFD販売株式会社に発売日を確認したところ、いずれも旧正月前の1月下旬との回答だった。
「Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7」。4-Way SLIやAquantia製5ギガビットLAN、3基のUltra M.2スロットやSATA Expressなど「Z270 SuperCarrier」に近いスペックが特徴のゲーミングシリーズ最上位モデル。予価は税込約40,000円 |
大ヒットとなったBroadwell-E対応マザーボード「X99 Taichi」がついにシリーズ化。Kaby Lake対応モデルとなるのが「Z270 Taichi」。予価は税込約36,000円 | |
IntelによるデュアルギガビットLANや3スロットのUltra M.2、USB3.1 Type-Cなど機能は豊富 |
Mini-ITXのゲーミングモデル「Fatal1ty Z270 Gaming-ITX/ac」。予価は税込約29,000円 | |
Thunderbolt 3やIntel製ギガビットLANと無線LANをサポート。Ultra M.2は基板裏面に用意される |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/
マスタードシード株式会社: http://www.mustardseed.co.jp/
CFD販売株式会社: http://www.cfd.co.jp/