2017.01.11 00:01 更新
2017.01.11 取材
こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで数十台を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回は、年末に衝動買いしてしまった、ドスパラのスティックPC「Diginnos Stick DG-STK4S」とその他セットについて語ります。スマートに使うだけじゃ面白くない、ガチャガチャ合体させた異形のモバイルスタイルに興味あり?
どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回は珍しくスティックPCなんてモノを持ってきました。例によって、年末もお休みの日にアキバをブラブラしていましたら、ドスパラさんの店頭でこの「Diginnos Stick DG-STK4S」とドッキングステーションの実働デモに出くわしたんです。ひとまず何に使うかはさて置き(?)、ちょっと楽しい遊び方ができるんじゃないか。そんな意味不明な思いつきで衝動買いしてしまったんですよ。
これまで縁がなかったスティックPCだが、年末の特価とステキなデモ環境に惹かれて衝動買い。今回の主役は、Cherry Trailを内蔵するスティック型のWindows 10搭載PCの「Diginnos Stick DG-STK4S」だ |
スティックPCも巷に出回り始めてだいぶ経ちますが・・・これまでは単にテレビ(もしくは液晶ディスプレイ)にHDMIで直挿しする、非力で用途の限られたPCというイメージしかありませんでした。それが最近のモデルは随分パワフルになりまして、コレにはCherry Trail世代のAtom x5-Z8500にメモリ4GB、さらにOSはWindows 10 Homeを標準で搭載しています。それでお値段はスマホより安い税抜19,980円!機能拡張のドッキングステーションに至っては、なんとセットなら3,000円で買えるんです。もうお買い得感がハンパじゃありません。
軽量なゲームも動く十分なスペックを備え、5GHzの無線LANにも対応。インターフェイスは給電用のmicroUSBとmicroSDスロット、反対側にUSB3.0×2を実装している | |
スティックPCの可能性を広げる、ドッキングステーション「DG-STKLC」がセットで安かった。HDMIで挿すだけの手軽なスタイルから一変、だんだん据え置きっぽい雰囲気になってきた |
そして一緒に買った、ドッキングステーションの「DG-STKLC」こそ構想のキモでした。USB×3と有線LANが追加できるスグレモノで、拡張性がグッと広がります。ひとまずパッと思いついたのは、スティックPCにスティック型のLTEドングルを合体させよう!という禁断の変態ワザでした(笑)。ポートが増えるので挿し方も自由、大手2キャリアネットワークを網羅する、サイコーのネット環境をもつPCが出来上がります。複数のキャリア網をカバーできるのはもちろん、スティックにスティックを挿すという見た目のインパクト!もはやこれはアートの領域じゃないでしょうか(笑)。
もっとも単にLTEドングルを複数挿すだけなら、デスクトップPCに挿していればいいという話になります。私はこのPCをモバイルする前提で買いまして、そんなニーズにピッタリな8.9インチ液晶「DG-NP09D」も一緒にゲットしてしまいました。こんなに薄くて軽いのに、なんと8,000mAnのバッテリーを内蔵したHDMI対応の液晶で、まさにこのスティックPC(+ドッキングステーション)の相棒としてベストな存在!PC本体も高出力タイプのモバイルバッテリーで動かすことができるので、さらにBluetoothのマウスとキーボードを用意すれば、なぞの自己満足環境が完成します(笑)。丸ごと持ち歩いてスタバで店開き、ドヤ顔するのが次の目標ですね。
ある日スタバに立ち寄ったら、横でこんなデバイスを店開きしている人がいるかも?もうMacBookで満足できない人は、真似していいですよ(白目) |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/