2017.01.13 18:30 更新
2017.01.13 取材
GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)の新ゲーミングブランド「Aorus」シリーズ最上位となる「GA-Z270X-Gaming 9」がアキバに登場。明日の14日(土)より一斉に販売がスタートする。
Intel 200シリーズに合わせて始動した、GIGABYTEの新ゲーミングブランド「Arous」シリーズ最上位モデル「GA-Z270X-Gaming 9」の入荷を複数店舗で確認。明日14日(土)より販売がスタートする。
現行考えられるほぼすべての機能を詰め込んだウルトラハイエンド「GA-Z270X-Gaming 9」。フォームファクタはメインストリーム向けでは珍しいE-ATX |
チップセットはオーバークロックに対応するIntel Z270で、90~500HzのBCLK設定を可能にする外部クロックエンジン「Turbo B-Clock」を搭載。さらに電源には、Intel 200シリーズでは最高となる「IR Digital Power」制御の22フェーズ回路と、EK Water Blocks監修のハイブリッドヒートシンク「EK G-Flow Hybrid water block」を実装。長時間高負荷が掛かるゲームプレイや、極端なオーバークロック状態でも温度を低く保ち、安定動作を可能にした。
CPUの電源回路は「IR Digital Power」制御による22フェーズ構成 | |
ヒートシンクは水冷・空冷両対応の「EK G-Flow Hybrid water block」 |
基板上の各所にはLEDが内蔵され、ゾーンごとに個別設定できる新ライティング機能「RGB Fusion」を搭載。基板右上には「Accent LED Overlay」と呼ばれる着脱式のアクリルバーが取り付けられ、ユーザーがライティングパターンを独自にカスタマイズすることもできる。
メモリスロットやチップセットヒートシンクなど各所にLEDを内蔵。「RGB Fusion」でカラーやパターンを変更できる |
またIntel 200シリーズでは珍しく、Avago製PCI-Express3.0ブリッジチップ「PEX8474」を標準装備。マルチグラフィックスは2-Wayのフルレーンに加え、4-WayのNVIDIA SLI/AMD CrossFireXに対応する。
さらにM.2×2、U.2×2(最大3台まで)のNVMe SSD用インターフェイスや、帯域幅40GbpsのThunderbolt 3(USB Type-C互換)、「Sound Core 3D」チップをベースにした”Sound Braster 120dB+”認証取得の高品位オーディオ回路、「Killer E2500」ギガビットLAN×2と「Killer Wireless-AC 1535」無線LANで構成される「Killer DoubleShot-X3 Pro」などを搭載する。
マルチグラフィックスは4-Wayまで対応し、「SLI HB Bridge」をはじめとした各種ブリッジが付属。またNVMe SSDは3台まで同時に接続してRAID環境を構築できる |
明日14日より販売を開始するのは、パソコンショップアーク、ドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店の3店舗。いずれも価格は税込77,349円と高価ながら、既に複数の問い合わせが合ったショップもあり、早めに品切れになる可能性もあるとのこと。なお本モデルについては近日中に詳細レビューをお届けする予定なので楽しみにして欲しい。
ストレージやネットワーク環境が充実しているため、ゲーミング用途の他、ワークステーション向けにも好適だ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: http://www.gigabyte.jp/
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
ドスパラ パーツ館: https://www.gdm.or.jp/shop/dos/