秋葉原のPCNETが店舗統合。駅前の秋葉原中央口店がアキバ本店に合体、中央通りに新旗艦店が来月オープン

2017.01.16 13:49 更新

2017.01.16 取材

街ネタ

　株式会社パシフィックネット（本社：東京都港区）が運営する、IT機器・リユース系ショップPCNETの秋葉原における店舗統合が発表。駅前のPCNET秋葉原中央口店が中央通りのPCNETアキバ本店に統合され、新たに「PCNET秋葉原中央通り店」として来月にリニューアルオープンを迎えることになった。

ヨドバシAkiba向かいの秋葉原中央口店が移転・統合。中央通りにリニューアルオープン


鶉さんのコーナーでもお馴染みだった、駅前の中古PCショップPCNET秋葉原中央口店の移転・統合が発表。1・2階にマクドナルドが入るビルの地下1階で、向かいはヨドバシAkibaという好立地で営業していた

株式会社パシフィックネットより、1月13日付けリリースにて秋葉原におけるPCNETの店舗統合が発表された。駅前で営業するPCNET秋葉原中央口店が来月に閉店。中央通りのPCNETアキバ本店に統合され、新たに「PCNET秋葉原中央通り店」にリニューアルする。

PCNET秋葉原中央口店は、JR秋葉原駅の中央改札口から徒歩1分の好立地に位置する中古PCショップ。以前は妻恋坂方面や改装前のラジオ会館で営業していたショップで、2007年5月に駅前の秋葉原センタープレイスビルに移転、中古・ジャンク好きのユーザーに親しまれてきた。

店舗統合の理由は「賃貸契約満了のため」（ショップ）で、PCNET秋葉原中央口店は2月13日（月）をもって閉店し、PCNETアキバ本店所在地に統合。PCNETアキバ本店も2月19日（日）をもってリニューアルのため一時閉店、新店舗の「PCNET秋葉原中央通り店」が2月25日（土）にオープンする。


移転・統合先となるのはPCNETアキバ本店所在地で、新たに「PCNET秋葉原中央通り店」としてリニューアルオープンする。新店舗は中古PC・ジャンクを扱う、中央口店寄りのショップになるらしい

新しくオープンする「PCNET秋葉原中央通り店」は、PCNET秋葉原中央口店寄りの中古PCメインのショップになる見込み。1階では主力の中古PCを取り扱い、2階はOSなしPCやジャンク商材のフロアになる。担当者によれば、「中古PC好きのコアな中央口店の常連さんから、中央通りに多いライトな方まで、広く満足してもらえるお店を目指す」とのこと。

アキバ本店店長の鈴木さん（左）と、新店舗の店長となる現・秋葉原中央口店店長の大澤さん。コアな常連もライト層も満足できる、中央通り最大の中古PCショップを目指すとのこと

また、モバイル中心だったPCNETアキバ本店の商材については、パーツ通りのモバイルショップRmobile 秋葉原店に統合。フロア構成の見直しにより、モバイル系商材も従来通りの取り扱いを維持するという。

なお、ジャンク系商材を扱う系列店としてはPCNET秋葉原ジャンク通り店があるが、こちらは店舗統合の影響はほとんどなし。「中央通り店では新しめかつライトめなジャンクを扱い、ジャンク通り店では古め・通好みのジャンクを販売する」とのことで、住み分けが図られるようだ。


新店舗でも売れ筋は販売するものの、モバイル商材の取り扱いはRmobile 秋葉原店に統合予定。ジャンク通りで営業するPCNET秋葉原ジャンク通り店は、取り扱いの傾向もやや異なるため、店舗統合の影響はあまりない