2017.01.25 00:00 更新
2017.01.25 取材
本日のコレオシは、アキバのショップスタッフにも愛用者が多いCORSAIR「K65 RGB RAPIDFIRE」ではなく、このキーボードが採用しているスイッチ「Cherry MX Speed RGB」について。高速入力を追求するあまり、さらにカスタムを施したと語る、ツクモパソコン本店スタッフのHさんが登場。
2016年にヒットした商品ひとつに、Cherryの新型スイッチ「Cherry MX Speed RGB」を搭載するCORSAIR製のゲーミングキーボード「RAPIDFIRE」シリーズがあります。発売後は人気のため完売が続出。在庫が安定するまでかなりの時間を要しました。
RGB LEDを内蔵する新型高速スイッチ「Cherry MX Speed RGB」を採用する「K65 RGB RAPIDFIRE」と「K70 RGB RAPIDFIRE」 |
かくいう私も「K65 RGB RAPIDFIRE」を手に入れたひとり。Cherry MX赤軸より40%高速を謳う「Cherry MX Speed」ですが、ゲームをする際には外せないキーボードになりました。ところが、使い続けていくうちに「もっと速くならないものか」という欲が出て・・・。そこで導入したのがサイズから発売中の「MXORDP」です。
サイズから発売中の静音化リング「MXORDP」(135個入り)。4.5×2.0mmの“Oリング”で、キーキャップ裏面の軸部分に装着して使う |
Cherry MX軸の打鍵音を低減するという静音化リングで、打鍵時にキャップとスイッチの間でクッション材のように機能することで、接触音を低減させるというもの。こいつは1個挟み込むとストロークが2mm浅くなるため、高速入力化を実現できる効果もあります。
そこでFPSやMMOでの使用頻度が高い「W/A/S/D/Shift/R」に、リングを2個ずつ装着。底打ちできなくなるため打鍵感は変わりますが、何よりさらなる高速化を可能にします。もう軽く触れただけで反応してくれますので、高速入力が必要なシーンでは大活躍というワケです。
構造上、取り付けられるリングは2個がちょうどいい。自分の環境に合わせて使用頻度がキーに取り付けてみよう |
ちなみに、いろいろ試したところ、リングは1個だと少なく3個だと多い。またスペースキーはガタツクためオススメしません。使いこなすには少々慣れが必要ですが、さらなるスピードの向こう側へ行きたいという方。店頭デモ中の「K65 RGB RAPIDFIRE」でお試しも可能ですので、一度試してみてください。それはもう、凄いですから。
「Cherry MX Speed RGB」はもちろん、さまざまなスイッチが体験できるデモコーナー。スタッフに一声かければ静音化リングを使った高速化を体験できる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
株式会社サイズ: http://www.scythe.co.jp/