自動で作動する放熱ギミックが面白いハイエンドPC

「COMPUTEX TAIPEI 2016」、さらに10月に開催されたプレス向け発表会でお披露目された、GeForce GTX 1070を搭載する「BRIX Gaming Desktop」の販売がパソコンショップアークで始まった。従来の「BRIX」が持つ小型でコンパクトなイメージを覆す、ハイエンドゲーマーをターゲットにしたデスクトップPCに仕上げられている。

　初代P○3を彷彿とさせるスリムなボディには、グラフィックスカードに3連ファンクーラー「WINDFORCE 3X」を装備した「GeForce GTX 1070 G1 Gaming」を標準装備。チップセットはIntel Z170、CPUはSkylakeベースのCore i7-6700Kで、オーバークロック動作も可能だ。

さらに今回から新たに、CPU温度が80℃以上になると自動的にハッチが開く、ベント機能を搭載。開放状態では通気性に優れたメッシュ仕様のトップパネルが現れ、ホットエアを抜く事ができる。

主なスペックは、メモリはDDR4-SODIMM 16GB（8GB×2）、ストレージはSATA接続のM.2 SSD（240GB）と2.5インチHDD×2（うち1つに1TB/7,200rpm）を標準装備。ネットワークはギガビットLAN（Killer E2400）、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.2に対応。

インターフェイスはフロントがUSB3.0×2、イヤホンジャック×1、マイク入力×1。リアにはHDMI×1、USB3.0×3、USB3.1 Type-A×1、5.1chオーディオ端子のほか、Thunderbolt 3×1（USB3.1 Type-C互換）も実装する。また、電源ユニットはFlex規格の400W。外形寸法は、276×384×128mm。

おそらくアキバで唯一の販売ショップ、パソコンショップアークでは在庫少量にて取り扱い中。「重いですが男性ならお持ち帰り可能だと思います」とは女性スタッフの談

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
パソコンショップアーク： https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
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