2017.02.07 00:01 更新
2017.02.07 取材
こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで数十台を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回は、2万円チョイでトレンドな機能が全部入りで手に入る、驚異の格安スマホ「gooのスマホ g07」を紹介します。DSDS対応かつスペックもハイレベルで見た目もよし、もう文句のつけどころがない!
どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、何やら現行のスマホについてお話するのは、随分久しぶりですね(笑)。今回の主役は、少し前に買って度肝を抜かれてしまった「gooのスマホ g07」という端末です。実は思うところあって、年末年始にワイモバイルのSIMを5回線契約(!)しまして、その関係でDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応する安いスマホを探していたんですよ。
相変わらずの特殊な性癖から、安いDSDS対応スマホを探すことにしたマニア。そこで白羽の矢が立ったのが、コヴィアがNTTレゾナント(goo)向けに発売した「gooのスマホ g07」だ |
そこで目をつけたのが、このスマホというワケなんですが・・・お値段はなんと税抜19,800円!さらに、たいていはSIMとのセット割で税抜16,800円で買えちゃうという、とんでもない激安価格で売られているんです。
さらに単に安いだけじゃなく、スペックもスゴイ。なんとメモリ3GBを積んでいて、画面は5インチのフルHD!さらに指紋認証にも対応して、筐体は高級感あるメタル素材のユニボディですよ。コネクタもUSB Type-Cのイマドキ仕様、これで元は取れてるの?と心配になってくる出来栄えじゃないですか。それらが詰まって1万円台で買えるなんて、もうほとんどタダみたいなもの(?)ですよ!
そして本来の目的だったDSDS対応ですが、これがかつてなく初心者に優しい仕様になっています。現行のかなりのAPN設定がプリセットされていて、ユーザーはメニューから該当のSIM(サービス)を選ぶだけ。格安スマホ初心者はこの初期設定で苦戦してしまう場合が多いので、この仕様は非常にありがたいですね。
回線もドコモやソフトバンク(ワイモバイル)の主要バンドをサポートしていて、使い勝手に不満はありません。B41をサポートしていなかったりと、完全無欠というワケじゃないんですが、そもそもコレで2万円ですからね。文句をつけようという人は、まずいないと思いますよ。
「SIM管理」を選択して、サービス名を一覧から選択するだけで使用できる。格安SIMとかDSDSとかよく分からん、という人もコレなら大丈夫かも | |
とにかくお値段以上な高性能・高機能が目立つ「gooのスマホ g07」。化粧箱がiPhone 7のイメージ広告に似ていてヤバイ、起動画面の「グーのスマホ」がダサいなど、気になる点はどうでもいいことばかり |
ちなみにこの端末を作っているコヴィアは、随分前からSIMフリーの格安スマホを出していたメーカーです。ただしこれまでの端末といえば、どれもお値段なりでスペックはお察し・・・というモデルばかり。そのコヴィアがこんなスマホを送り出してくるなんて、素直に驚かされました。さらにこの「g07」はAndroid 7.0へのアップデートが保証されているとあって、コヴィアの本気度が伝わってくるようです。プリインストールアプリも90%は消せますし、このあたりは画面を常に羊がうろついている某ド○モにも見習ってほしいポイントですね(笑)。
まぁそれはさて置き、今年は間違いなくDSDSが一般向けにも浸透してくると思います。そんな中でスペックも高くてカッコいい、そして使いやすくて何より激安という、この「gooのスマホ g07」はオススメです。まったく、とんでもないスマホが出てきたものですね!
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/