2017.02.14 19:21 更新
2017.02.14 取材
XL-ATXマザーボードを2枚搭載できるフルタワーPCケースThermaltake「Core W200」のサンプルがTSUKUMO eX.に登場。発売は2月17日より開始され、販売価格は本体が税抜54,980円。拡張ユニットが税抜20,980円。
過去最大級。全高900mmオーバーの超巨大ケースがThermaltakeから登場 |
Thermaltake「Super Tower」シリーズに属する、スタック型フルタワーPCケース「Core W200」のサンプル展示がTSUKUMO eX.でスタートした。
「Core W200」は、XL-ATXマザーボードを2枚搭載できるデュアルシステム向けケース。単体でも全高は677mm、オプションの拡張ユニット「Core P200」を組み合わせれば、全高900mmオーバーというまさに規格外のモンスターケースが組み上がる。
筐体のほぼ全面に通気口を搭載し、風通しも良好。XL-ATX2枚を使ったハイエンドPCを2台内蔵できる。ちなみに本体下部にはキャスターが搭載され、移動は楽に行うことができる |
内部は中央のマザーボードトレイを使って左右を分ける、デュアルチャンバー構造を採用。それぞれのコンパートメントにはマザーボードや電源ユニット、ストレージ類を搭載可能。専用のフロントベイも付属し、左右完全に独立したデュアルシステムを構築できる。
デュアルソケット対応の大型マザーボードを搭載したところ。実際には電源やドライブベイが組み込まれるが、それでも内部スペースにはまだまだ余裕がある |
ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×3、2.5/3.5インチシャドウベイ×14を備え、最高で17台のストレージを搭載可能。また拡張スロットは各10段、拡張カード搭載スペースは最大635mm(HDDケージ取り外し時)とされ、両方のシステムで、ハイエンドグラフィックスカードによる4-Wayマルチグラフィックス環境に対応する。
電源ボタンやI/Oポートを備える5インチベイアダプタは2基付属。左右で完全に独立したシステムを構築できる |
冷却ファンはトップ200mm×3または140/120mm×8、フロント120/140mm×7、リア120/140mm×2、ボトム120/140mm×6、右サイド200mm×6または120/140mm×8。外形寸法は、W475×D678×H677mm、重量28.9kg。
それぞれのチャンバーにミドルタワーケースがすっぽりと入ってしまう |
また拡張ユニット「Core P200」には、トップ200mm×3または140/120mm×8、フロント120/140mm×1、ボトム120/140mm×6、サイド120/140mm×4の冷却ファンとATX電源ユニット×2を搭載可能。外形寸法は、W475×D678×H249mm、重量10.2kg。
「Core W200」「Core P200」とも、使用時にはユーザーによる組み立てが必要だ |
なお販売は17日(金)より開始され、TSUKUMO eX.ではしばらくの間展示予定。価格は「Core W200」が税抜54,980円、「Core P200」が税抜20,980円で、在庫については店員に確認してほしいとのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
Thermaltake: http://www.thermaltake.com/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/