どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今日はAndroidスマホで最大級の巨大な感動を与えてくれた、Xiaomiの「Mi Mix」について語らせてください。とにかくオシャレで最強なスマホとして話題になったこの端末、現地の中国でも激烈な品薄状態で、実は最初から入手を諦めていました。ところがお客さんに動く実機を見せてもらう機会もあり、その素晴らしさにガツンとやられてしまったんです。初めてRetinaディスプレイ搭載のiPhone 4を見た時のような衝撃でした。

海外スマホに詳しいマニア間で一躍話題になった、Xiaomiの最新スマホ「Mi Mix」。3面ベゼルレスの圧倒的な存在感と最強スペックと、欲しい要素は満載だ。超品薄とあって入手は諦めかけていたけれど・・・

魅力は数多あるワケですが、まず3面ベゼルレスの狭額縁デザインがステキすぎます。画面占有率91.3％という、凄まじい面積の有機ELディスプレイ！最近は似たようなデザインのスマホが増えている中で、見た目のインパクトは絶大です。さらにボディにはセラミック素材が使われていまして、これがまた美しい！持っているだけで運気が上がりそうな気分すらします（笑）。

そんなワケで意外にスリムに見えるこの端末、なんと画面サイズはこれで6.4インチ。そう、あの“絶妙ファブレット”の「Xperia Z Ultra」と同じなんです。本当の意味での後継端末がついに登場したなと、日々興奮しております。もう画面と筐体を眺めているだけで、ご飯が何杯でも食べられますね！

その魅力に抗えず、（相変わらず）衝動的に入手してしまった。画面を裏返すと、まるで鏡のようなセラミックボディ！この美しさを見ているだけで、運気も上がるしオカズにだってなるのです
画面サイズは6.4インチながら、狭額縁のスリム筐体がそれを意識させない。同じ6.4インチのレノボ「PHAB2 Pro」と並べてみても、違いは一目瞭然だ
	3面ベゼルレスで撮る写真は最高！使っている端々で気持ちよさを実感できる、魅惑のスマホなのです
エッジ部分やボタンの処理も高級感抜群。コネクタはイマドキ仕様なUSB Type-Cを採用している
現行Androidスマホで最高峰を誇る、超弩級のスペックも魅力。Antutuベンチで160,000超えという、アメイジングなパフォーマンスだ

見た目の美しさだけじゃなく、このスマホはスペックも素晴らしい！Qualcommのスナドラ821にメモリ6GB、ストレージ256GBとiPhone 7も真っ青の構成で、現行のAndroidスマホとしては間違いなく最強の一角です。今月末の「MWC 2017」ではさらに高性能なモデルも発表されるでしょうが、このプレミアム感を併せ持った完成度の端末がどれだけ出てくるか・・・かなり難しいチャレンジになるかと思います。

そして昨今のトレンドになりつつあるDSDS（デュアルSIMデュアルスタンバイ）にも、もちろん対応。指紋認証も搭載でQuick Charge 3.0の急速充電にも対応と、使い勝手も高水準です。さらにUIはアプリのクローン化やデュアルスクリーンに対応する「MIUI8」とあって、中身も実に楽しい！グローバル版が存在しないので、日本語化もGoogle Play導入もユーザー次第。こういう手探り感も最高（？）ですね。

最近すっかり市民権を獲得した、DSDSにももちろん対応。（保証対象外ながら）国内の主要バンドが利用できる
	OSはAndroid 6.0ベースの独自UI「MIUI8」を採用。アプリをクローン化して複アカ運用したり、仮想スクリーンで別スマホのように使う機能がスゴイ
軽くて強靭な点がウリのセラミック素材だが、60cmくらいの高さから落とせば割れてしまう危険も。ありがたいことに、製品には職人仕上げという革の専用ケースが同梱されている

それでこの素晴らしいスマホを手に入れて、いったいどのくらい使うつもりなのか。これまで“長く使う使う詐欺”で次々端末を売り飛ばしてしまっている私ですが・・・実はコレを買うために手持ちのスマホをほとんど手放してしまいました。もうこの「Mi Mix」とiPhone 5s（+スマートウォッチの「wena wrist」）しかないので、必然的にコレと添い遂げるしかありません（笑）。

まぁそんな事情はともかく・・・そもそもこのスマホは持っている人自体が希少ですし、見る人を魅了してやまないこのデザイン、そして現行最強のスペックと、魅力はAndroidスマホ随一です。MacBookにも溶け込む相性抜群の端末ですから、（定番の）スタバでドヤる必殺アイテムになってくれるでしょう。ひとつ長いお付き合いをお願いしたいですね。

なんとこのスマホを手に入れるために、ほぼすべてのガジェットを売り払ってしまったとか。もう残っているのはこれだけ、でもAndroid史上最高のスマホのためなら悔いはない！？

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店： https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/