2017.02.23 03:00 更新
2017.02.23 取材
開発コードネーム“Summit Ridge”ことAMDの新型CPU「RYZEN」のラインナップおよび予価の告知が複数ショップでスタートした。販売解禁となる3月3日(金)には、恒例の深夜販売も実施される。
2月22日付け「the Voices」でもお伝えした通り、「RYZEN」の販売告知が23日(木)3時に解禁された。
3月3日(金)に販売が開始されるのは、「Ryzen 7 1800X」「Ryzen 7 1700X」「Ryzen 7 1700」の3モデル。いずれも8コア16スレッド、キャッシュ20MB、TDP95W(「Ryzen 7 1700」は65W)で、新しくAM4プラットフォームが採用される。
3日の販売開始を告知しているのは、パソコンショップアーク、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。このうちパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店では深夜販売も決定。イベントや特価品の販売も行われるという。
そのほか複数ショップでも深夜販売を予定しているようだ。平日ながら発売当日のアキバはAMDファンで盛り上がることになりそうだ。
ツクモ各店の予価。初回の価格はいずれのショップ横並び |
なお、各ショップの担当バイヤーが頭を悩ませているのが、Socket AM4対応マザーボード。昨日お伝えした通り、初回流通量は少ないようだ。
具体的には、ASRockが「Fatal1ty X370 Professional Gaming」「X370 Taichi」「Fatal1ty X370 Gaming K4」「Fatal1ty AB350 Gaming K4」「AB350 Pro4」を予定しており、いずれも少量。GIGABYTEも「GA-AX370-Gaming 5」「GA-AB350-Gaming 3」の2モデルを予定しているが、こちらも数は少ないという。一方で、MSIは「B350 TOMAHAWK」を比較的多めに投入できるとしている。
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店の価格表。深夜販売の告知スタートも、特価品については後日公開予定 |
なお、マザーボードの予価については各社調整中とのこと。X370搭載モデルで約20,000円~約30,000円、B350搭載モデルで10,000円前後になりそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
AMD: http://www.amd.com/