2017.02.24 13:07 更新
2017.02.24 取材
オーバークロック性能に優れた、ASUSのIntel Z270搭載マザーボード「ROG MAXIMUS IX APEX」が発売。アキバのパーツショップ各店で販売がスタート、価格は税込42,984円だ。
ASUSがオーバークロッカー向けにリリースした、E-ATX対応のKaby Lakeマザーボード「ROG MAXIMUS IX APEX」。OC制御機能が充実しているほか、メモリ周りに印象的な独自機能を備えている |
先週に国内向け取り扱いがリリースされていた、ASUSのオーバークロッカー向けLGA1151マザーボード「ROG MAXIMUS IX APEX」が販売開始。チップセットはIntel Z270を搭載、フォームファクタはE-ATXを採用する。
通常のM.2スロットを搭載しない代わりに、メモリスロットを流用した独自スロットと専用拡張カード「DIMM.2」が付属するユニークな仕様が特徴。「DIMM.2」には表裏1枚ずつ計2枚のM.2 SSDを実装可能で、一般的なメモリ用クーラーで冷却することができる。
また、あえてメモリスロットを2本に減らすことで高クロックメモリに対応するなど、メモリ周りの独自機能が目立つ。配線間のノイズ干渉を最小限に抑えて信号品質を向上させることで、4,266MHzの高クロック動作を正式サポートしている。
また、オーバークロック関連の制御を行う3つのカスタムチップを実装するなど、オーバークロッカー向け機能が充実。過酷な環境でも動作する特別設計のデジタル電源回路「Extreme Engine Digi+」を備え、液体窒素等を使用した極冷オーバークロックでも最大限のパフォーマンスが発揮できる。
その他の主な仕様は、ストレージがSATA3.0(6Gbps)×4を実装。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4、PCI-Express3.0(x1)×2を備え、マルチグラフィックスは2-Way NVIDIA SLIまたは、4-Way AMD CrossFire Xに対応する。
バックパネルには、CMOSクリアスイッチやBIOフラッシュバックスイッチを実装。USB3.1 Type-A/Type-Cポートも備える | こちらはイルミネーション機能をカスタマイズできるプレートで、4枚が同梱されている |
入荷を確認したショップは、パソコンショップアーク、ドスパラ パーツ館、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.の各店。いずれも在庫はそれなりの数が用意されているようだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ドスパラ パーツ館: https://www.gdm.or.jp/shop/dos/
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/