なんでもできたスマホ黎明の名機。新品を入手できる貴重なチャンス

かつてスマホの先駆けとして登場、アキバのスタッフにもユーザーの多かった「W-ZERO3」シリーズの初代モデルが新品で入荷。業界初の3.7インチVGA液晶やスライド式QWERTYキーボードを備え、話題になった

2005年12月に旧ウィルコムから発売された、スマートフォン黎明期の名機「W-ZERO3 WS003SH」。Windows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載したPDAかつスマートフォン、音声通話機能を備えたPHSとしての機能を併せ持つ端末で、発売当時は先進的な機能で話題になった。

今回はその未使用新品が発掘、久しぶりにまとまった数が入荷した。ショップによれば「在庫は全36台」とのこと。未使用の入荷は極めて珍しいため、入手を狙うなら急いだ方がよさそうだ。

いったいどこに眠っていたのか、超久しぶりとなる未使用新品のまとまった入荷。価格は税込7,980円で、在庫は全36台とのこと
当時としては最大級の3.7インチ液晶を採用、OSはWindows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載している。スペックも時代を感じる構成だ

ディスプレイはペン入力対応の640×480ドット3.7インチ液晶で、プロセッサがIntel PXA270（416MHz）、フラッシュメモリ128MB（ワークエリア64MB）を実装。スライド式のQWERTYキーボードや133万画素カメラ、miniSDスロット（最大2GB）、IEEE 802.11bの無線LAN機能を備えている。

なおパッケージには、USBケーブルとスタイラス、ACアダプタ、ソフトケースが付属する。

背面に133万画素カメラを搭載、インターフェイスはminiSDスロットやW-SIMスロット、miniUSB、イヤホンジャックなどを備えている

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店： https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/