2017.03.15 17:31 更新
2017.03.15 取材
国産の「超低硬度放熱シリコンパッド」を採用する、長尾製作所(本社:神奈川県川崎市)製M.2 SSDヒートシンク「SS-M2S-HS01」「SS-M2S-HS02」の店頭販売が本日15日(水)より開始された。販売元は株式会社 親和産業(本社:東京都狛江市)で、販売価格はそれぞれ税込1,480円前後と1,900円前後。
ここに来て、続々と新モデルが投入されているM.2 SSDヒートシンク。高い品質から国内で人気の長尾製作所からも「SS-M2S-HS01」「SS-M2S-HS02」の2モデルが登場。本日15日より販売がスタートした。
SS-M2S-HS01 | SS-M2S-HS02 |
いずれもヒートシンク素材にはアルミニウムを採用。さらに5.2W/m・Kの高い熱伝導効率と絶縁性を誇る国産「超低硬度放熱シリコンパッド」を組み合わせることで、コントローラやNANDフラッシュの熱を安全かつ確実に放熱することができる。
ヒートシンクとM.2 SSDの間に5.2W/m・Kの高熱伝導「超低硬度放熱シリコンパッド」を使用する |
またヒートシンクの固定には、再剥離可能な耐熱絶縁テープを採用。汎用ヒートシンクの問題点でもある製品ラベルの剥がれ・傷を防止できるのも特徴だ。
ヒートシンクの固定には、再剥離可能な耐熱絶縁テープを採用する |
「SS-M2S-HS01」は、放熱面積を拡大するため両側面に曲げ加工を施した黒色アルマイトモデル。全高6mmとやや高さがあるため、拡張スロットから遠い位置にあるM.2スロットに好適。
「SS-M2S-HS02」は、着脱式のサイドフレーム構造を採用する白色アルマイトモデル。サイドフレームを取り外し、プレートヒートシンクとしても使用できるため、スペースが限られるスロットにも装着できる。
なお取材時点で販売を確認したのは、パソコンショップアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ドスパラ パーツ館で、いずれも在庫は潤沢だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
有限会社長尾製作所: http://www.nagao-ss.co.jp/
株式会社親和産業: https://www.shinwa-sangyo.co.jp/