2017.03.16 12:27 更新
2017.03.16 取材
アップルの分離型イヤホン「AirPods」をあえてケーブルで繋いでしまおうという、Spigenの専用アクセサリ「AirPods Strap」がSmart Laboアトレ秋葉原に入荷している。価格は税抜2,121円だ。
これが「AirPods」のためのストラップ。“True Wireless”のコンセプトは揺らいでしまうけど、その目的は分かりやすい |
従来はケーブルで左右ユニットが繋がっていたBluetoothイヤホンだが、近ごろは左右完全分離型の“True Wireless”モデルが増えている。その代表格として一般にも知られているのが、ご存知アップルがiPhone 7シリーズと同時にリリースした「AirPods」だ。
ケーブルの煩わしさから完全に解放されたのが利点と思いきや、そのコンセプトと相反するアクセサリ「AirPods Strap」が登場。なんとせっかく分離したイヤホンのユニットを連結させる、その名の通り「AirPods」向けのストラップだ。
両端は、「AirPods」の左右ユニットがそれぞれスッポリ収まる形状になっている。これで「AirPods」が擬似的にケーブルタイプのBluetoothイヤホンに変身だ(?) |
シリコン製のシンプルなストラップで、長さは55.6cm。両端に「AirPods」の左右ユニットを取り付け、擬似的にケーブルタイプのBluetoothイヤホンとして利用できる。すっかり面影はなくなってしまうものの、「AirPods」をなくしたり落としたりといった心配もなくなるかもしれない。
もっともリリース当初は「耳からうどんが垂れている」などネガティブな評価もあった「AirPods」だが、アクティブに動いても意外に外れにくい、落としても壊れにくいといった特長が、(定番の)有志のテストである程度証明されている。片方が外れると再生が停止されるなど、紛失に気付きやすい配慮もなされている。
ストラップの長さは55.6cm。携帯時には、「AirPods」のリチャージボックスに巻きつけて持ち運ぶのがスマートらしい |
とは言え、実際になくしてから泣いても遅いのは事実。どうしても紛失や落下が恐い、True Wirelessを犠牲にしても構わない(それでも「AirPods」は使いたい)という向きには、うってつけなアクセサリだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Smart Laboアトレ秋葉原: https://www.gdm.or.jp/smartlabo