2017.03.23 09:02 更新
2017.03.23 取材
株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は2017年3月22日(水)、秋葉原にてCORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)の新製品発表会「CORSAIR Product Circuit - Build it Better for Gaming -」を開催。近日発売予定の新型電源ユニットや最新のゲーミングデバイスなどが披露された。
「累計出荷台数1300万以上」。ワールドワイドでNo.1のシェアを誇るCORSAIR製の電源ユニットに新モデル、「TX-M」シリーズが加わる。80PLUS GOLD認証電源ユニットのパフォーマンスモデルで、人気の既存モデル「RM」シリーズの下位に位置付けられる。
ケーブルはセミモジュラー仕様で、オール日本メーカー製高品質105°Cコンデンサを搭載。専用設計の120mm口径ライフルベアリングファンが採用され、回転数は非公開ながらノイズレベルは約10dBA~約27dBA(850Wモデル)とされる。
なお外形寸法はW160×D150×H86mmで、電源規格はATX 12V Ver2.4/EPS 12V Ver2.92準拠。製品保証は7年間が提供される。
CORSAIR製電源ユニットのカテゴリーラインナップ。「TX-M」シリーズの容量は550W/650W/750W/850Wの4種類が用意される |
株式会社アスクの担当者によると、国内予価は未定ながら4月の発売時は「CORSAIR製GOLD電源としては強気の価格」を予定しているという。ライバルひしめく1万円台前半の80PLUS GOLD認証電源ユニット市場。ブランド力も手伝い、設定次第では注目を集めることになるだろう。
130mm口径ファン搭載の上位モデル「RM」シリーズに比べ、静音性はやや劣るものの、価格は安く設定される予定。イベントでは実機も展示された | |
80PLUS PLATINUM認証取得のフラッグシップ、「HXi」シリーズからCorsair Linkを省いた下位モデル「HX」シリーズは4月に発売予定 |
「K95 RGB PLATINUM」は予価税込32,810円で、3月25日(土)からパソコンショップアークやツクモパソコン各店で販売予定 |
ゲーミングデバイスの注目モデルは、昨年登場するなり話題となった「銀軸」ことCherry MX Speed RGBを採用するメカニカルゲーミングキーボード「K95 RGB PLATINUM」。1月の「CES 2017」で発表されたCORSAIR製ゲーミングキーボードのフラッグシップモデルだ。
アクチュエーションポイントが1.2mmにショート化。キー荷重は45gで、「Cherry MX赤軸より40%高速」を謳う「Cherry MX Speed RGB」 | |
側面に埋め込まれたLightEdgeイルミネーションは「K95 RGB PLATINUM」の特徴的なギミック |
航空機グレードのアルミフレームを採用。側面にはLightEdgeイルミネーションが埋め込まれて、独自ドライバソフト「Corsair Utility Engine」によりキースイッチと合わせてLEDカラーとイルミネーションの設定ができる。発売は今週末25日(土)で、秋葉原の複数ョップではすでにデモ機の展示も始まっている。その他、詳細スペックは3月17日付けリリースを参照のこと。
イベントを彩るデモPCとして展示されていた、門馬ファビオ氏による「雪ミク」仕様のMOD PC | |
ベースのPCケースはCORSAIR「570X RGB」。水冷パーツはBitspowerを使用。レーザー彫刻が施された右サイドのアクリルパネルには「雪ミク」がデザインされていた |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
CORSAIR: http://www.corsair.com/
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/