2017.03.31 12:08 更新
2017.03.31 取材
会話できるデジタルアシスタント機能とスピーカーが融合した、Amazonのスマートデバイス「Amazon Echo」が店頭に入荷。Jan-gle秋葉原本店にて、税抜33,000円で販売中だ。
「もうタッチの時代は終わった」と語るAmazonが開発した、音声コントロール対応のスマートデバイス「Amazon Echo」が店頭に。Bluetooth・Wi-Fi接続のスピーカーと、会話できる人工知能が融合している |
Amazonが海外で販売している、国内未発売のスマートスピーカー「Amazon Echo」がアキバ店頭に初登場。“会話型コンピュータ”こと人工知能の「Alexa」を搭載したデバイスで、まるで会話をするような音声コントロールが可能になっている。
“Alexa”(標準設定のワード)と声をかけることで、ユーザーの呼びかけにリアルタイムで応答。本体には7つのマイクが内蔵され、部屋中どこにいても正確な音声を拾ってくれる。アップルのSiriなどに比べて精度が高いと評判で、レスポンスもわずか1秒と高速。海外でも一時は深刻な品薄が伝えられるなど大ヒットになり、年内の国内向け発売も期待されている。
もともと音声コントロールが前提なだけに、搭載ボタンはミュートと電源ボタンのみ。底面に付属のACアダプタを接続して給電する |
常時インターネットに接続するクラウド利用のデバイスで、セットアップを済ませることで、音声による呼びかけで多彩なアクションに対応。Amazon MusicやSpotify、Pandraなどの音楽配信サービスの曲を再生したり、ニュースやKindle書籍の読み上げ、Wikipediaを利用した辞書機能や単位計算、Uberを使ったタクシー配車など、複数の機能を声だけで利用できる。
なお入荷したのは海外モデルのため、日本国内でどの機能が利用できるかは不明。また、現時点での対応言語は英語とドイツ語のみで、日本語の音声コントロールに対応しない点には注意が必要だ。
日本語対応が未定なため、国内市場への投入もいまだ未定。ただし製品には、アマゾン・ジャパンの刻印が入った技適マーク入りのACアダプタが同梱されていた。国内向け発売に期待してもいい? |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Jan-gle秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/jan-gle/