2017.04.07 00:01 更新
2017.04.07 取材
フラッシュメモリの取り扱いならウチにおまかせ。お値打ちな激安品から玄人向けの高速モデル、懐かしの規格まで揃う東映ランドからお送りする「小型記憶媒体列伝」。今回は、フラッシュ案内人(?)の在原さんに「ハズレなしなmicroSDカード」を教えてもらうことに。
欲しいフラッシュメモリが見つかる店、東映ランドへようこそ!粒揃いのラインナップから、今回は「ハズレなしなmicroSDカード」をご紹介します |
皆さん、どんなフラッシュメモリをお探しですか?誰が言ったかフラッシュ案内人の私が、フラッシュメモリのアレコレをお話する「小型記憶媒体列伝」。今回は、もはや生活必需品と言っても過言じゃない「ハズレなしなmicroSDカード」をご紹介しようと思います。以前はカメラ需要もあってかSDカードもよく売れたものですが、最近の主流は完全にmicroSDカード!スマホやアクションカメラはもちろん、あの「Nintendo Switch」ですらmicroSDを使いますからね。「コレに使えるカードはなんですか?」なんて聞かれた場合も、たいてい対応するのはmicroSDカードだったりします。
フラッシュメモリのカテゴリで最も売れているのは、やはりmicroSDカード。中でもSanDiskの「SanDisk Ultra」シリーズは、お手頃な価格設定で筆頭格の人気モデルになっている |
それでいったいどんなmicroSDカードが売れているのか?まずトップセールスという意味では、SanDiskの「SanDisk Ultra microSD」シリーズがとにかく売れています。その理由は、何と言っても値ごろ感。一時期に比べればやや値上がり傾向な現在ですが、税込2,880円とお手頃な64GBモデルを中心に、大容量の128GBと200GBも非常に好調です。大容量モデルの値段もかなり下がりましたし、もう小さい容量を入れ替えながら使う時代じゃありませんからね。お財布が許す限り、一番大きな容量を買っていく人が多いようです。転送速度も80~90MB/secと、普通に使う分にはまったく不足はありません。
その一方で、32GBや16GBなどの低容量モデルでは、東芝の「EXCERIA M302」シリーズあたりがオススメ。「SanDisk Ultra」と同じく、価格がこなれたエントリーモデルですね。さすがに品質はしっかりしていますし、国内メーカー製という安心感もあります。新しく発足した東芝メモリを応援したい、なんて人はお一ついかがでしょう。
200GBなどの大容量モデルも、容量単価でお買い得な部類に。同じく値ごろ感が好感されている、東芝の「EXCERIA M302」シリーズも要チェックだ | |
欲しいのはコスパじゃない。性能を求める人にオススメしたい、「SanDisk ExtremePro」シリーズ |
さて続いては、SanDiskの「SanDisk ExtremePro microSD」シリーズに注目です。トップセールスに食い込んでくるほどではないんですが、高速モデルをお探しの方によく選ばれるモデル。読込95MB/sec、書込90MB/secという、クラス最高峰の高速転送が魅力ですね。カメラで高速連写したり、高解像度な動画を撮ったり、そんな時はコレが役に立ってくれるでしょう。128GBの価格をさっきの「SanDisk Ultra」と比べると、倍くらい違うワケですが・・・とにかく速いmicroSDが欲しい!そんな方にオススメです。
読込だけでなく書込も速い、クラス最高峰の転送速度が魅力のシリーズ。ただしその分価格は「SanDisk Ultra」より割高だ | |
トランセンドの「ULTIMATE 600x」シリーズも、特定のニーズに根強い人気がある。ラインナップに迷ったら、用途をスタッフに問い合わせてオススメを聞いてみよう |
最後にご紹介するのは、トランセンドの「ULTIMATE 600x」シリーズ。これはMLCチップを使ったモデルでして、耐久性の高さが素晴らしい!特に書き換え頻度の高いドライブレコーダー向けにピッタリで、実際にお店でもドラレコ用途という方にはコレをオススメしています。
やはり価格面では最安の「SanDisk Ultra」の2倍くらいになってしまいますが、耐久性重視ならコレが正解。粗悪品だと2週間くらいでダメになってしまう場合もあるので、長く安心して使いたいなら多少の出費は我慢しましょう。
MLCチップを使った高耐久モデルで、ドラレコに使うならイチオシなシリーズ。購入時の価格は高めでも、長く使えれば結果的に安上がりで済む |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
東映ランド: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0828/42349