2017.04.13 00:00 更新
2017.04.13 取材
本日のコレオシは、先月発売された欧州CyonicブランドのATX電源ユニット「AZ」シリーズ。TSUKUMO eX.5階「グラフィックボード・PC電源フロア」スタッフの椎葉さんが、このほど600Wモデル「AZ-600」を購入。早速開封し、本体を見せてもらった。
元欧州SeasonicのスタッフによるCyonic製電源ユニット。以前から気になっていたのですが、新製品「AZ」シリーズが発売されたので、600Wモデル「AZ-600」を購入してみました。もちろん、気になる中身をチェックするためです。
やはり、しっかりした作りのいい電源ユニットでした。価格帯的には80PLUS BRONZE認証を取得したエントリーモデルですが、全コンデンサに日本メーカー製を採用。1次側が85℃、2次側が105℃品を使っています。個人的な見解ですが、見比べてみるとSeasonic製の某電源ユニットとほぼ同じ基板を採用しているようです。
また、直結式ケーブルは柔軟性があるスリーブ仕様。組み込みの際、非常に取り回しが楽なので、自作初心者の方にもオススメ。外形寸法はW150×D140×H86mm。奥行き140mmで、搭載ケースも選びません。
この価格では、他社製品と比べて明らかに1ランク上の品質。「安くていい電源」をお探しなら、有力候補といって間違いないでしょう。今回は電源を探していた友人にプレゼントしましたが、次は自分用のPCに1台買ってみようと思います。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Cyonic: http://mycyonic.com/japanese/
マスタードシード株式会社: http://www.mustardseed.co.jp/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/