ウチは元々計測器のお店ですからね、タブレットだけじゃなく大小の色んな計測器の類がギッシリ並んでいます。他のお店から移ってきた当初は、私もなんじゃこりゃな状態だったワケですが・・・よくよく見てみると、日常生活でもバッチリ使えるアイテムが隠れているんですよ。今日ご紹介する、中心温度計の「AD-5628」もその一つですね。

そもそも中心温度計って何？という話、私は隣にいる生え抜きのスタッフに聞いて知りました。このプローブでブスリと突き刺して、柔らかい物とか液体とか、粉末とかの中心温度を測る温度計のことです。これまで普段の生活で使った記憶はないんですけど、メーカーとか実験室とか厨房では、定番のアイテムなんだとか。もちろん一般家庭の台所で料理に使っても役に立ちますし、土の中に挿して家庭菜園の温度管理に使ってもいいでしょう。

それにコレには、単に温度を測るだけじゃなく、便利な機能がいくつか搭載されているんです。99分59秒までカウントできる簡易ストップウォッチ機能が付いていて、温度と時間経過の変化が分かる。さらに最大99個まで温度データをメモリーできるというスグレモノ。IPX7相当の防水だから、水に濡れてもシンクに落としても大丈夫です。お値段も定価が4,000円オーバーのところ、税込2,980円とお買い得。一家にお一ついかがですか。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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