2017.04.24 00:00 更新
2017.04.24 取材
自作派たちの周りで発掘された、懐かしのPCパーツを紹介する「懐かしのPCパーツ図鑑」。今回ご紹介するのは、TSUKUMO eX.のベテランスタッフSさん宅で発掘されたQuantum製の5.25インチHDD「Bigfoot CY」。現在は、チラシの重しとして活躍中だ。
古いPCパーツが出てきました。あまりの大きさにびっくりの、Quantum製の5.25インチHDD「Bigfoot CY」です。
型番は「4335AT」と記載されているので、容量が4.3GBの製品。若いスタッフは見たこともないだろと、自宅から持ってきて店内にしばらく放置。今ではチラシの重し(文鎮)として余生を過ごしています。
「ワオッ!すげーHDDがあるな」といった様子で海外からの買い物客も食いついている、Quantum製の5.25インチHDD「Bigfoot CY」 | |
3.5インチHDDとの比較。大きさの違いがよく分かる |
ある日、まさかとは思ったのですが、ダメもとで動かしてみようという話になりIDE-SATA変換を接続。「動くぞ、コイツ」というワケで、CrystalDiskMarkで計測してみました。
結果は予想通りといいますか、ある意味驚きのシーケンシャルアクセス読込が約5.12MB/sec、書込みが約4.95MB/secを記録しました。
スペックシールを確認。製造は日本製 | CrystalDiskMarkでの計測結果。オマケでもらうUSBメモリよりも遅い |
当たり前とはいえ、ストレージとしてはまったく使いものにならない「Bigfoot CY」。再びチラシの重しとして当店6階フロアで活躍中ですので、見かけた際には動いただけでもエライと褒めてあげてください。
数年ぶりに突如電源を入れられたものの、しっかり動作してくれた |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/