2017.04.27 12:00 更新
2017.04.27 取材
Cooler Master Technology(本社:台湾)は2017年4月26日(水)、秋葉原において「Cooler Master 新製品発表会」を開催。明日28日(金)から国内販売がスタートする国産PC用電源ユニット「MasterWatt Maker 1200 MIJ」(型番:MPZ-C002-AFBAT-JP)の取り扱いを正式発表した。
3月のエルミタレビューをはじめ、すでに幾度となく取り上げてきた、村田製作所製造によるCooler Master製の国産PC用電源ユニット「MasterWatt Maker 1200 MIJ」。先週21日(金)からは、一部ショップで予約受付がスタート。税抜106,000円という驚きの売価設定ながら、早くも一部ショップで初回ロットの予約分が完売するなど、自作PCのエンスージアストを中心に注目を集めている。
担当者によると「初回ロットには多くの予約が入っているが、店頭販売分も少量ある」とのこと。すでに予約を打ち切っているツクモパソコン各店でも、若干の在庫は確保しているという。ちなみに、2次ロットの入荷は約1カ月後を予定。その後の入荷については「各国の受注状況を判断して本社が決める」という。
会場内に設置されたデモ機には「MasterWatt Maker 1200 MIJ」が搭載されていた |
なお「MasterWatt Maker 1200 MIJ」の誕生から気になるパフォーマンスについては、エルミタ的速攻撮って出しレビューに詳しいのでそちらを参照頂くとし、ここでは発表会で明らかにされた、今後の新製品についてお伝えしよう。
新たなトピックとして「MasterWatt Maker 1200 MIJ」の廉価モデルにあたる新型電源「MasterWatt Lite/Pro」の投入が発表された。80PLUS GOLDおよびBRONZE認証を取得し、容量ラインナップは500W~700Wが準備中とされる。詳細スペックや価格については未定ながら、ロングセラー「V Semi-Modular」シリーズに代わるモデルとして気になる存在だ。
「MasterWatt Lite」は価格を抑えた廉価版。「MasterWatt Maker Digital」については、今のところ国内投入予定はない |
Cooler Masterといえば、PCケースの話題も気になるだろう。「COMPUTEX TAIPEI 2017」開幕を直前に控えている時期とあって「多くは語れない」といった様子だが、大型ハイエンドPCケース「COSMOS」の新モデルが発表されるという。詳細は「Cooler Masterの創立25周年を記念したCOMPUTEXの会場で明らかにする」とのこと。続報を楽しみにしてほしい。
5月末に開幕する「COMPUTEX TAIPEI 2017」は、Cooler Masterの創立25周年を記念したブースデザインになるという。多くの新製品が用意されているそうだ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Cooler Master: http://apac.coolermaster.com/jp/