2017.05.02 19:27 更新
2017.05.02 取材
Thermaltakeの魅せる巨大ケース「The Tower 900」をベースに構築した、超高額のカスタム水冷PCがオリオスペックで販売されたとか。お値段はしめて税込856,008円、発送される前にその豪勢なマシンをちょっと見せてもらうことに。
アキバのショップでも珍しい、税込85万円という超高額なカスタ水冷マシンのオーダーが舞い込んだオリオスペック。ベースはThermaltakeの「The Tower 900」で、ブルーのイルミネーションがリクエストされていた |
超高額なカスタム水冷PCのベースに採用されたのは、3面に5mm厚の強化ガラスを採用した、開放感あふれるThermaltakeのフルタワー「The Tower 900 Snow Edition」だ。「ブルーを基調としたカラーで光らせてほしい」というリクエストに応え、内部にはLEDストリップを取り回し、メモリもLEDモジュール内蔵モデルがチョイスされた。
カスタム水冷PCのオーダー表。OC向けマザーや水冷化GTX 1080 TiのSLIなど、金額相応の豪華な構成になっている | |
もちろんイルミネーションはブルーのみにあらず。パープルやレッド、グリーンなどに光らせることができる |
水冷システムは、EK Water BlocksのウォーターブロックとBitpowerのフィッティング、Thermaltake製のラジエター・ポンプで構築。グラフィックスはGeForce GTX 1080 Tiを搭載しているが、当然ながらこちらもEK製ヘッドで水冷化、SLI構成で組み込まれている。
ウォーターブロックには、EK Water Blocksのハイエンドモデルをチョイス | |
グラフィックスはGTX 1080 TiのSLI構成で、もちろん水冷化されている | |
フィッティングは人気のBitpower。ポンプ一体型リザーバーやラジエターはThermaltake製となっている |
その他の主な構成は、CPUがCore i7-7700KでマザーボードがASUS「R.O.G.」シリーズ最上位の「ROG MAXIMUS IX FORMULA」、メモリはCORSAIR製64GB、ストレージはSamsung製SSDを2基(2.5インチ1TB/M.2 512GB)など。電源ユニットはCooler MasterのPLATINUM認証モデル「V1200 Platinum」で、さらにCableModのカスタムケーブルを組み合わせている。
ちなみに税込85万円と豪気なカスタム水冷マシンは、個人からのオーダーとのこと。組み込みと実動テストを終えて、この後出荷されていった。
ラジエターは540mmサイズの大型モデル。冷却ファンも10基搭載されている |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
オリオスペック: https://www.gdm.or.jp/shop/olio/