2017.05.09 17:25 更新
2017.05.09 取材
Phanteks(本社:オランダ)の最上位フルタワーPCケース「Enthoo Elite」の国内発売日が遂に決定。オリオスペックでは本日9日より予約受付が開始。販売価格は税込129,600円だ。
「COMPUTEX TAIPEI 2016」のお披露目から約1年。Phanteksブランドの最上位フルタワーPCケース「Enthoo Elite」の国内発売日が6月2日に決定。本日よりオリオスペックで予約受付が開始された。
「COMPUTEX TAIPEI 2016」で製品の解説をしてくれたプロダクトマネージャーBoon Tuoh Khor氏曰く、“Enthooシリーズの最終型”とのこと |
水冷エンスージアスト向けケース「Enthoo」シリーズで培ったノウハウを元に開発された「Enthoo Elite」。担当者が“Enthooシリーズの最終型”と謳う自信作で、フロントの560mmサイズをはじめ、ケース内には計4台の水冷用ラジエターを搭載可能。さらにマザーボードはSSI-EEBやE-ATXの大型フォームファクタに加え、サブシステム用のMini-ITXの計2枚に対応する脅威の収容能力を実現。電源ユニットも2台内蔵でき、1つのケースで完全なデュアルシステムを構築できる。
ラジエターは最大560mmまで対応。デュアルシステムにも対応するなど、最上位フルタワーの何恥じない高い拡張性を実現 |
外装パネルは、サンドブラスト処理を施した4mm厚アルミニウムパネルで、左サイドパネルには、ヒンジ固定の4mm厚強化ガラスパネルを採用。またASUS「AURA SYNC」やMSI「Mystic Light Sync」と連携できるRGB LEDイルミネーション機能を備え、DIY水冷キットを組み合わせたドレスアップPCのベースにも向く。なお詳細スペックについてはこちらの記事およびグローバルリリースに詳しいので合わせて参照頂きたい。
オリオスペックでは、これまで複数件の問い合わせがあったという「Enthoo Elite」。既に予約も入っているようで、記事のライティング中に在庫が1台減っていた |
予約受け付けを開始したオリオスペックでは、ごく少量ながら在庫販売も行われる予定。価格は税込129,600円で、Webサイトから予約した場合は国内正規代理店の株式会社アイティーシーからの直送となる。
巨大サイズゆえ配送の問題をクリアするのに時間がかかったとのこと。購入の際には別途特殊送料が必要になる |
なお梱包サイズは905×380×730mm、重量47kgの大型サイズのため、特殊送料が別途必要(北海道:3,000円/本州:2,000円/四国:3,000円/九州:3,000円/沖縄:12,000円)。また“搬入・開梱・組立は必ず2人以上で行うよう”注意喚起されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
Phanteks: http://www.phanteks.com/
オリオスペック: https://www.gdm.or.jp/shop/olio/