2017.05.17 00:01 更新
2017.05.17 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。今回は、4月後半から5月初頭にかけて発売された、注目度TOP 3のアツい端末を担当バイヤーの林さんにチョイスしてもらおう。
Samsungの「Galaxy S7 Edge」に似てる?まずは、そんな声が聞こえてきそうなXiaomiのハイエンドスマホ「Mi Note 2」をご紹介しておきましょう。実は発売されたのは昨年末なんですが、グローバル版がなかなか仕入れられなかったんです。それが先月末にようやく入荷、最初は早々に完売してしまいました。
スペックは「Mi Mix」とほぼ同等で、スナドラ821に6GBメモリ搭載と、Androidスマホでも最強クラス。「S7 Edge」似なデュアルエッジの有機ELディスプレイもカッコイイですよね。Xiaomiスマホの弱点だったカメラも大幅に強化、さらに特筆すべきはメチャ豊富な対応バンド!中華スマホ特有の難しさはありますが、とにかく完成度が高い格安の高性能機です。今後も少量がコンスタントに入荷する予定になっています。
次なる注目端末は、SamsungのAndroid 7.0タブレット「Galaxy Tab S3」。最近はソニーはじめ、どのメーカーもハイエンドなAndroidタブを出したがらない中で、Samsungはよく頑張っていると思います。同じ9.7インチの「iPad Pro」対抗を意識した、優秀な端末です。
スナドラ820に4GBメモリ搭載と、Androidタブとしてはかなりハイスペックな構成。2K解像度のディスプレイは、専用のS Penを組み合わせた4,096段階の筆圧感知に対応していまして、本格的なお絵描きだってできてしまう。さらにSamsungが買収したハーマンがチューニングした、AKGブランドのクアッドスピーカーも評判がいいですね。高性能なAndroidタブレットを探しているなら、コレが筆頭格のオススメになるでしょう。
そしてここしばらくで一番の注目モデルとなれば、「Galaxy S8+」「Galaxy S8」で決まりですね。「Galaxy Note7」でかなりの痛手を負ったSamsungですが、最新フラッグシップとして見事なスマホを送り出してきました。売れ行きも非常に好調で、これまでウチで扱ってきた海外スマホの中でも、3本指に入るくらいのスピードで売れています。月末に入荷してから、もう5~6回は再入荷しているでしょうか。
Android最高峰のスペックはそれぞれ同じで、違いは画面サイズだけ。アスペクト比18.5:9という、珍しいくらい縦長なディスプレイが特長です。6.2インチでも楽々片手持ちができるとあって、「Galaxy S8+」の方が人気ですね。スマホで初めて顔認証を含む3種の生体認証に対応していたり、画像が認識できるデジタルアシスタント「Bixby」などなど・・・Galaxyらしい注目の新技術もトピックです。
ちなみに現在取り扱っているのは、Exynos 8895搭載のシンガポール版。近くSnapdragon 835搭載の香港版も入荷する予定ですので、こちらも要チェックですよ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/