SLCキャッシュとDRAMキャッシュのデュアルキャッシュ技術搭載

耐久性に優れる3D NANDを採用し、MTBF200万時間を誇る高耐久仕様のNVMe SSD、ADATA「XPG SX7000」シリーズの発売がドスパラ パーツ館で開始された。フォームファクタはM.2 2280、インターフェイスはPCI-Express3.0（x4）で、容量ラインナップは128GB、256GB、512GBの計3モデル展開。

冷却用のヒートシンクは標準装備されていないため、デスクトップPCで使用する場合には別途購入しておくといいだろう

以前詳細検証をお伝えした「XPG SX8000」シリーズの下位モデルにあたる製品で、NANDフラッシュはTLCタイプを採用。コントローラは、Silicon Motion「SM2260」で、高速化技術としてNANDフラッシュの一部をSLCモードで動作させる「SLCキャッシング」と、「DRAMキャッシュ」のデュアルキャッシュを搭載する。

NANDフラッシュは3D TLC NANDで、コントローラはSilicon Motion「SM2260」を採用する

転送速度は、シーケンシャル読込最高1,800MB/sec、書込最高850MB/sec、ランダム読込最高130,000 IOPS、書込最高140,000 IOPS。また「LDPC ECC Engine」「RAID Engine」「DATA Shaping」などの独自機能を搭載する。外形寸法は、W80×L22×H3.5mm、重量8g、製品保証は5年間。販売価格は128GBが税込10,800円、256GBが16,980円、512GBが29,800円。

ヒートシンクを搭載する「XPG SX8000」シリーズには、1TBモデルが追加された

また先月発売が開始されたヒートシンク付き「XPG SX8000」シリーズに、1TBの大容量モデルが登場。こちらもドスパラ パーツ館で販売が開始され、価格は税込73,200円だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
ADATA Technology Co., Ltd.： http://www.adata.com.tw/
ドスパラ パーツ館： https://www.gdm.or.jp/shop/dos/