2017.05.30 00:54 更新
2017.05.29 取材
Kingston Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)は、TICC(台湾国際会議センター)の向かい側、「Barista Coffee」(西雅圖珈琲) 2階を貸し切り、メディア向け説明会を実施した。ここでは直前にアナウンスされたHyperXブランドのFPS向けゲーミングマウスと、KingstonブランドのNVMe SSDの新製品をチェックしておこう。
TICC(台湾国際会議センター)にほど近い「Barista Coffee」2Fで行われたメディア向け説明会。期間中ごった返す本会場を敢えて避けた”別建て独自開催”は、じっくり取材ができるため双方にメリットがある |
Kingstonのゲーミングブランド・HyperXからは、5月26日付プレスリリースで発表済みのFPS向けゲーミングマウス「PulseFire FPS」(型番:HX-MC001A/AS)が披露された。
実績あるPixart 3310センサーを搭載した、光学センサーマウス。オムロン製スイッチを備え、耐久性の高さと心地よいクリック感を特徴とする。なおボタン数は6。
日本語表記もあるパッケージも完成済み。予定通り6月下旬より販売が開始されるようだ |
本体側面には滑り止め付きサイドグリップを備え、底面にはスムーズに滑る大型マウスソールを備えた。なおdpiプリセットは4種類で、400~3,200 dpiの設定ができる。
重量は95g。「HyperX Alloy FPS Pro」と合わせて持ち運ぶ、といった使い方が想定されている |
もうひとつは、Kingstonブランドのエンスージアスト向けNVMe SSD「KC1000」。こちらも5月25日付プレスリリースで掲載済みの製品だ。
ランダム29万IOPSのエンスージアスト向けNVMe SSD |
コントローラはPhison「PS5007-E7」で、MLC NANDフラッシュで構成。転送速度はシーケンシャル読込2,700MB/sec、書込1,600MB/sec(240GBは900MB/sec)、ランダム読込最高290,000 IOPS(同225,000 IOPS)、書込最高190,000 IOPSで、ターゲットは「コンテンツクリエイターや、エンスージアストゲーマー」とされている。
容量ラインナップは240GB/480GB/960GBで、こちらも6月中旬以降に発売が予定されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Kingston Technology: http://www.kingston.com/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2017/