2017.05.30 14:37 更新
2017.05.30 取材
GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)ブースで目に付いたのは、ブラックの筐体にオレンジのラインが入った「BRIX Gaming VR」(型番:BNi7HG6-1060)。グラフィックスカードにGeForce GTX 1060を内蔵させた、VR Readyの四角柱PCだ。
容量2.6リットルのコンパクトなボディ。昨年11月に詳細検証をお届けしたGIGABYTEの「BRIX」シリーズに、VR対応モデルを用意。早ければ7月にも市場に投入されるという。価格は約12万円前後の見込み。
以前検証を行った「BRIX Gaming UHD」(型番:GB-BNi7HG4-950)よりも2倍の性能差があるとされ、CPUにIntel第7世代Coreプロセッサ(Kaby Lake)を装備。グラフィックスカードにはNVIDIA GeForce GTX 1060を搭載することで、VR対応モデルに格上げされた。
変更点として、2.5インチシャドウベイが1台分取り払われ、冷却性能を確保。ストレージ収納力は、7/9.5mm厚2.5インチSSD×1台と、M.2 SSD(2280)×2枚で、DDR4 SO-DIMMスロットが2本用意される。
外形寸法は220×110×110mmで、インターフェイスはUSB3.1×2(Type-C×1)、USB3.0×3、mini DisplayPort×2、HDMI 2.0×2、音声入出力端子。ネットワークはIEEE802.11 ac無線LAN(Intel DualBand Wi-Fi)、ギガビット有線LAN。
こちらは従来型筐体色の「BRIX Gaming UHD」(型番:GB-BNi7HG4-1050Ti)。グラフィックスカードにGTX 1050 Tiを搭載したモデル。ただし現時点国内市場の販売スケジュールに、その型番は見当たらない |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
GIGABYTE TECHNOLOGY: http://www.gigabyte.jp/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2017/